防府市で規格葬儀を行うための方法は？利用できる人・向いている人も解説

防府市の規格葬儀とは？

規格葬儀という言葉はなかなか聞きなれないかもしれませんが、条件を満たしている人ならば誰もが利用できる葬儀スタイルです。

防府市に住んでいる住民が葬儀を安く行えるように、防府市によって設けられたサービス制度が防府市の規格葬儀なのです。

防府市と葬儀社が取り決めた料金に基づいて葬祭サービスを提供しているので、一般的な葬儀に比べると安価になることが多いようです。

ただし、規格葬儀が最安値の葬儀スタイルであるわけではないので、その点には注意してください。

防府市の規格葬儀を利用できる条件は？

防府市の規格葬儀を利用できるのは、下記の方になります。

利用できる人
葬祭執行者または死亡者が防府市民で、葬祭執行者が、経済的な理由により規格葬儀を利用して、防府市斎場（悠久苑）で火葬を執り行う場合
葬祭執行者が「低所得者」や「経済的な理由」に該当する場合とは、以下のいずれかに該当する場合です。該当するかどうかについて、市民課での審査が必要です。

防府市の規格葬儀を利用するための申請は？

防府市の規格葬儀を利用するには、以下の手順が必要とされています。

利用方法（手順）
利用要件に該当するかどうか、事前に審査を受ける必要があります
事前審査は、開庁時間内（平日午前8時15分から午後5時まで）に市民課で行います
事前審査には、本人確認書類（マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証等）と、上記要件に該当していることが確認できる書類が必要です
事前審査申出書の有効期限は、受付日の翌日から起算して90日間です
市役所市民課（開庁時間内に限る）へ死亡届を提出される際に、併せて「防府市規格葬儀利用申出書」を提出してください
利用者の要件を審査後、受付印を押した申出書の写しをお渡しします
申出書の写しを受領後、依頼する葬祭業者を下記「規格葬儀の取扱葬祭業者一覧」から選び、直接連絡してください。その際には、申出書の写しを依頼される葬祭業者にお渡しください

これを見ると手間が掛かるように見えますが、実は、規格葬儀の提携を行っている葬儀社に依頼すれば、死亡届の申請代行の際に規格葬儀の利用申請も一緒に行ってくれます。

規格葬儀の提携を行っている葬儀社に依頼をすれば手間を省くことができるのです（下図参考）。

防府市の規格葬儀に対応している葬儀社

防府市と提携している葬儀社は以下の通りです。

葬儀社名	住所	電話番号	公式サイトURL
株式会社　こすもす	山口県山口市元町3-1	0835-27-1717	https://www.cosmosfuneral.co.jp/
有限会社　オフィス創庵	山口県防府市宮市町4-8	0835-38-2239	https://office-souan.com/
株式会社　ベルコ	山口県防府市八王子1丁目4-62	0835-23-4440	https://www.bellco.co.jp/sougi/halllist/view?page=413
株式会社　コープ葬祭防府店	山口県萩市大字椿東3043番地	0835-22-0404	https://yamaguchihoufu-sougikazokusou.com/
株式会社　ラッセリア	山口県下松市生野屋2丁目2-12	0833-45-3333	http://raseria.info/

この中から、複数の葬儀社に連絡してみて「規格葬儀の利用」について相談してみてください。

対応したスタッフの言葉使いなどから遺族の気持ちに寄り添うような誠実な対応をしてくれるかをチェックしましょう。

防府市の近隣で利用できる斎場

防府市の近隣では以下のような斎場が利用できます。

斎場名	住所	電話番号	公式サイトURL
防府市斎場 悠久苑	山口県防府市大字高井1224番地の1	0835-21-4900	https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/13/saijyouyukyuen201804-2.html

規格葬儀のメリット・デメリット

規格葬儀にはメリットもありますが、当然デメリットもあります。利用を検討する際には両面を確認しておくことが大切です。

メリット

葬儀費用を抑えることができる

葬儀一式の費用は、全国平均で約120万円程度と言われていますが、規格葬儀でだと20万円～35万円程度（返礼品、飲食、寺院などへの御礼は別）で行うことも可能なようです。

自治体の提携している葬儀社なので安心感がある

自治体によって提携する葬儀社の基準はさまざまですが、公的機関の提携業者であることで一定の安心感はあります。

デメリット

簡素な葬儀になる可能性が高い

規格葬儀は、葬儀を簡素に安く済ませるために必要最低限の葬祭サービスを提供することを目的とした制度です。

提供される祭壇や棺などの葬祭用品が簡素になり、提供されるサービスも最低限の内容であると認識しておいた方がよいでしょう。

追加料金が発生する可能性が高い

規格葬儀は必要最低限の葬祭用品やサービスが基本仕様となっているため、状況に応じて必要になるものについては、追加料金を負担することになります。

細かい部分までこだわってオプションを追加していくと、追加料金が掛かりすぎてしまうので、一般葬の格安プランよりも高くなってしまう場合があるのです。

葬儀の費用を抑えるためのポイント

「葬儀にかかる費用」や「納得の行く葬儀ができるか」は、どの葬儀社に依頼するかで大きく異なることがあります。

そのとき大事なのは、複数社に見積もり依頼して内容を「比較検討」することです。

「葬儀の費用は高額だと聞いたことがあるので、なるべく費用を抑えたい..」

「相見積もりを取りたいけど、自分で直接複数の葬儀社に問い合わせるのは面倒..」

「初めて葬儀の喪主を務めることになったが、どの葬儀社に依頼したらいいのか分からない..」

そのような方には当サイト「安心葬儀」で、簡単に無料で比較見積もりが可能ですので、ぜひご利用ください。

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