小金井市で市民葬を行うための方法は？利用できる人・向いている人も解説

小金井市の市民葬とは？

市民葬と聞いてもイメージが思い浮かばず、「地域に貢献した人の特別な葬儀」と誤解してしまうかもしれませんが、市民葬は条件を満たしている人ならば誰もが利用できる葬儀スタイルです。

小金井市に住んでいる住民が葬儀を安く行えるように、小金井市によって設けられたサービス制度が小金井市の市民葬なのです。

小金井市と葬儀社が取り決めた料金に基づいて葬祭サービスを提供しているので、一般的な葬儀に比べると安価になることが多いようです。

ただし、市民葬が最安値の葬儀スタイルであるわけではないので、その点には注意してください。

小金井市の市民葬を利用できる条件は？

小金井市の市民葬を利用できるのは、下記の方になります。（市区町村HP）

利用できる人
亡くなった方、または葬儀を主催する方が小金井市民であり、葬儀を小金井市内で行うことが原則です

小金井市の市民葬を利用するための申請は？

小金井市の市民葬を利用するには、以下の手順が必要とされています。

利用方法（手順）
小金井市市民葬儀取扱業者にあらかじめご相談ください。死亡届出の際に、申請書を提出していただきます。なお、申請書には申込者の住所及び氏名（署名又は記名・押印）の記入が必要です。小金井市市民葬儀券は市民課戸籍窓口（閉庁時は本庁舎夜間受付）で交付いたします
交付を受けた券を小金井市市民葬儀取扱業者に提示し、利用してください
この券は小金井市市民葬儀取扱業者以外では使えません
所定の料金を小金井市市民葬儀取扱業者に支払ってください

これを見ると手間が掛かるように見えますが、実は、市民葬の提携を行っている葬儀社に依頼すれば、死亡届の申請代行の際に市民葬の利用申請も一緒に行ってくれます。

市民葬の提携を行っている葬儀社に依頼をすれば手間を省くことができるのです（下図参考）。

小金井市の市民葬に対応している葬儀社

小金井市と提携している葬儀社は以下の通りです。

葬儀社名	住所	電話番号	公式サイトURL
東京むさし　農業協同組合	東京都小金井市貫井北町1丁目10番1号	042-388-0634	https://www.jatm.or.jp/business/funeral/index.php
小金井祭典　株式会社	東京都小金井市本町5丁目32番19号	042-385-4700	https://www.ks-sougi.com/
株式会社　セレモの森	東京都小金井市本町2丁目19番21号	042-401-2755	http://www.ceremonomori.com/
有限会社　東京フラワーセレモニー	東京都小金井市東町4丁目3番3号	042-381-0120	https://www.tf-ceremony.jp/
花会（はなえ）	東京都小金井市貫井南町1丁目16番17号	042-386-3552	http://hanae.p-kit.com/
株式会社　三和式典	東京都小金井市本町5丁目8番3号	0120-785-857	https://sanwasikiten.com/
株式会社　セレモニーわかば	東京都小金井市貫井北町1丁目23番33号コーポ小田105	042-380-6510	http://c-wakaba.com/
株式会社　セレモ	東京都小金井市緑町2丁目4番1号	042-384-5171	https://selemo.jp/
多摩式典　株式会社	東京都小金井市中町4丁目4番8号	042-381-0832	http://www.tamashikiten.co.jp/

この中から、複数の葬儀社に連絡してみて「市民葬の利用」について相談してみてください。

対応したスタッフの言葉使いなどから遺族の気持ちに寄り添うような誠実な対応をしてくれるかをチェックしましょう。

市民葬のメリット・デメリット

市民葬にはメリットもありますが、当然デメリットもあります。利用を検討する際には両面を確認しておくことが大切です。

メリット

葬儀費用を抑えることができる

葬儀一式の費用は、全国平均で約120万円程度と言われていますが、市民葬でだと20万円～35万円程度（返礼品、飲食、寺院などへの御礼は別）で行うことも可能なようです。

自治体の提携している葬儀社なので安心感がある

自治体によって提携する葬儀社の基準はさまざまですが、公的機関の提携業者であることで一定の安心感はあります。

デメリット

簡素な葬儀になる可能性が高い

市民葬は、葬儀を簡素に安く済ませるために必要最低限の葬祭サービスを提供することを目的とした制度です。

提供される祭壇や棺などの葬祭用品が簡素になり、提供されるサービスも最低限の内容であると認識しておいた方がよいでしょう。

追加料金が発生する可能性が高い

市民葬は必要最低限の葬祭用品やサービスが基本仕様となっているため、状況に応じて必要になるものについては、追加料金を負担することになります。

細かい部分までこだわってオプションを追加していくと、追加料金が掛かりすぎてしまうので、一般葬の格安プランよりも高くなってしまう場合があるのです。

葬儀の費用を抑えるためのポイント

「葬儀にかかる費用」や「納得の行く葬儀ができるか」は、どの葬儀社に依頼するかで大きく異なることがあります。

そのとき大事なのは、複数社に見積もり依頼して内容を「比較検討」することです。

「葬儀の費用は高額だと聞いたことがあるので、なるべく費用を抑えたい..」

「相見積もりを取りたいけど、自分で直接複数の葬儀社に問い合わせるのは面倒..」

「初めて葬儀の喪主を務めることになったが、どの葬儀社に依頼したらいいのか分からない..」

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