葬儀のご依頼/ご相談
一括見積なら | 安心葬儀
葬儀に関する情報提供や葬儀社の
厳選紹介であなたをサポート
安心葬儀/葬儀相談コールセンター (無料)
通話
無料
0120-99-1835
利用規約に同意の上お電話ください。
  1. 安心葬儀TOP
  2. 葬儀の種類
  3. 直葬・火葬式
  4. 直葬とはどんな葬儀?選ぶ人が増えている理由や、費用面・注意点など詳しく解説

直葬・火葬式

直葬とはどんな葬儀?選ぶ人が増えている理由や、費用面・注意点など詳しく解説

直葬とはどんな葬儀?選ぶ人が増えている理由や、費用面・注意点など詳しく解説

「直葬」とは、通夜や葬儀のようなセレモニーを行わずに、火葬だけを行う葬儀スタイルです。少子高齢化、核家族化、宗教離れなどの現代社会の実情に適した合理的な葬儀として、直葬を選ぶ人が近年増えています。

とは言っても、直葬の割合がそこまで広がっているわけではなく、増えてはいるもののまだまだ少数派です。ましてや少人数で行われる直葬に参列する機会もほとんどないため、どのような形で行われるのか詳細を把握していない方がほとんどではないでしょうか。

この記事では、直葬の知識をより深めてもらえるよう、さまざまな情報を紹介します。

直葬とは

直葬とは、具体的にどのような形態の葬儀なのでしょうか。ここでは、直葬の基本的な知識について解説します。

直葬とは、火葬のみを行う葬儀

直葬とは、通夜や告別式といった儀式を行わず、火葬のみを行う葬儀のことです。「火葬式」と呼ばれることもあります。

従来の一般的な葬儀では、通夜を行った翌日に葬儀・告別式、そして火葬を行います。

通夜や告別式には、親族だけで行う「家族葬」、友人・知人・仕事の関係者や地域の方などに参列してもらう「一般葬」などがあります。

これらの葬儀では、参列者の規模の違いこそあれ、導師による宗教儀式によって故人を弔い、参列者同士による会食などで共に故人を偲ぶという点で共通しています。また、最近では通夜を省略した「一日葬」も選ばれていますが、2日間の日程で執り行われる葬儀が大半です。

これに対して、直葬は火葬しか行わないため、数時間程度で終えてしまいます。

また、直葬ではごく親しい家族や親族のみしか集まらないのが一般的で、参列者の人数は数名程度です。

宗教者を呼ぶかは、喪主の希望で選べます。火葬場での読経は「釜前勤行」や「火屋勤行」などと呼ばれ、親族は焼香して故人を弔います。ただし、火葬場は公共施設なので、読経の時間は5分程度と限られます。

直葬の場合は香典を辞退することも多いですが、参列者から香典を受け取った場合は一般葬の場合と同様に、葬儀後に香典返しとして返礼品を渡すようにします。

火葬後には、遺骨を骨壺に納める儀式である「骨上げ」が行われます。喪主を先頭に故人と血縁の深い人物から順に、足元から頭に向かって順番に骨を拾い上げていきます。最後に故人と最も血縁が深い人物が喉仏の骨を納めます。

一般葬では、通夜の後に通夜振舞い、葬儀の後に精進落としなど、参列者に食事を振舞う場面がありますが、直葬ではそういった儀式が行われないため、食事の場を設けないのが一般的です。

通夜や葬儀を行わない直葬では、喪主が挨拶する場面がないため、喪主を立てなくても式を成立させることはできます。しかし一般葬などでの喪主は、多くの場合で葬式の幹事の役割を担っています。直葬では喪主を立てる必要はありませんが、葬式全体を取り仕切る主宰者を必ず決めておくようにしましょう。

また、親族のうちの誰が葬儀費用の取りまとめを行うかを事前に決めておくと葬儀費用の支払いをスムーズに行う事ができます。

直葬が増えている理由

近年は高齢化が進み、故人に縁のある人たちもすでに亡くなっている、あるいは存命していても健康上の問題などで参列が難しいというケースが珍しくありません。

また存命中の療養期間が長期にわたっていると、葬儀に際して遺族の心身および金銭的な負担を軽くすることも考えなければならない場合もあります。

加えて、菩提寺との付き合いが薄い、あるいは菩提寺そのものがないというケースも多くなっています。このような背景からも小規模の葬儀や直葬を検討する遺族が増えるのは自然な流れと言えるでしょう。

さらに、伝統や形式に縛られず、従来の葬儀の形式にこだわらない人が増えたことも、直葬が選ばれている理由の一つです。

直葬は無宗教の葬儀になるか

直葬では、通夜や葬儀などの宗教儀式を行いません。火葬炉前で僧侶に読経してもらうことも可能ですが、これらを省略する人が多いのも実情です。

その中にも宗教的な名残はありますし、遺族の意向によっては、宗教的な部分を残すことも可能です。

例えば、線香を焚く、納棺の際に死装束を着せる、参列者が数珠を使うなどといった行為は、仏教の考え方に基づいています。

また、先ほども触れたように、火葬の際に僧侶に読経をお願いできます。また火葬の時には僧侶を招かずとも、火葬後の四十九日の忌明け法要や、その後の年忌法要の中で供養してもらうこともできるのです。

気を付けなければならないのは、菩提寺がある場合です。寺院に何の連絡もせずに直葬をしてしまうと、納骨の際にトラブルが生じることがあります。

直葬のメリット、デメリット

直葬を選択することで、遺族にはどのようなメリットがあり、どのようなデメリットに注意すべきなのでしょうか。

メリット

費用が安い

一般の葬儀と比較して、費用を抑えることができるのは直葬の大きなメリットです。

全国的に見て葬儀費用の平均はおよそ195万円と言われています。このうち、寺院へのお布施などが約47万円、飲食接待費用が約30万円、通夜や葬儀などに掛かる葬儀の基本費用が約121万円とも言われています。

一方で、直葬の平均費用はおよそ20万円と言われてます。直葬の場合は、僧侶に読経や戒名を依頼しないので寺院関係の費用は不要です。加えて、直葬では基本的には会食も行わないため飲食接待費用も発生しません。葬儀の式場使用料、祭壇なども不要で、多くの場面で費用負担を抑える事ができます。

必要となるのは、遺体の搬送費、安置に掛かる費用、棺の料金、火葬費用くらいなので、直葬は一般的な葬儀に比べてもかなり経済的なスタイルです。

参列者への対応に追われずに済む

参列者への対応に要する負担を軽減できることも、直葬のメリットと言えます。

一般の葬儀では、遺族以外にも故人や遺族の関係者も参列するため、訃報の連絡、挨拶や飲食接待などのさまざまな対応が必要となります。

葬儀会場には受付を設けますが、場合によっては近隣の方にお手伝いをお願いすることもあります。香典をもらった場合には、香典返しをしなければなりません。

ごく近しい親族のみ数名程度で営むことが多い直葬の場合は、こうした対応は全て不要です。参列者などに失礼があってはならないという精神的な負担も少なく済みます。

家族だけで葬儀を終えることができる

直葬は非常にシンプルな形で故人を送るスタイルで、参列者が少ないことが特徴です。故人の配偶者や子供を中心とした数名で式を執り行う事も少なくないため、家族やごく近い親族だけで故人を最後まで見送ることも可能です。

遺体を安置しておく時間が短い

直葬では通夜や葬儀を行わないため、一般葬と比較して遺体を安置しておく時間が短い傾向にあります。そのため、身内や親族の方々の心身への負担を軽くすることができるでしょう。

デメリット

周囲に理解してもらいにくい

直葬は近年になって普及してきた葬儀のスタイルなので、広く理解されているとは言えない状況です。しきたりや慣習を重視される方にとっては、故人に対して礼節を欠いた葬儀と思われるかもしれません。

とりわけ、親族の中に直葬を快く思わない方がいると、後々のトラブルの原因になりかねないため、直葬を行う旨を事前にきちんと伝えて、理解を得ておくことが大切です。

また、参列を希望する方への配慮も求められます。

直葬の場合、ごく親しい数名程度の立ち会いがほとんどです。

葬儀に参列できなかったことを残念に思ったり、不快に感じたりする人がいてはいけません。直葬を行う旨を事前に丁寧に伝えるとともに、後日弔問の機会を設けるといった心配りが必要です。

後日お別れ会を開く必要があることも

直葬を行うことに関しては、親族に対してはもちろん、故人の友人方にもその旨を伝えるようにします。しかし直葬を行うことを伝えたとしても、全員から理解が得られない場合も少なくありません。

どうしても全員から理解を得ることができない場合には、後日「お別れの会」を開くなど、故人とのお別れの機会を設けた方がよいでしょう。周囲の理解を得られないままに直葬を行い、その後に周囲の人々との間にわだかまりを残すようなことがないようにしましょう。

菩提寺とのトラブルに発展する恐れも

直葬を選択することで、菩提寺への納骨が不可能になることもあります。

通常の葬儀は、菩提寺を招き、その宗教宗派の作法に基づいて行われます。これに対して、直葬では宗教者を呼ばないケースが多いようです。

このため、直葬にすることで、菩提寺との関係が悪化したり、納骨を断られたりする可能性があります。事前に直葬で行いたいという希望をきちんと伝え、葬儀や、その後の供養について相談しておくことが大切です。

遺族自身が後悔することもある

遺族自身の後悔につながることもあります。一般的な葬儀では通夜、告別式と2日間に渡って故人との別れを偲びます。しかし、直葬は数時間で済んでしまい、お別れの時間が十分にあるとは言えません。

実際に直葬を選択し、「想像していた以上にあっさりとしたお別れだった」「あっという間に火葬が終わっていた」と感じた人もいるようです。

葬儀には、遺族が死別を受け入れていくための時間を過ごすという側面もあります。

直葬を選んだことを後悔しないよう、遺族で相談し、よく考えた上で、決定されることをお勧めします。

直葬の流れ

直葬がどのような手順で営まれるのか、その流れを見ていきましょう。

臨終

病院で亡くなった場合は、主治医に「死亡診断書」を作成してもらい、葬儀社や搬送専門業者に遺体を安置場所まで搬送してもらいます。

病院から葬儀社を紹介されることがありますが、依頼する葬儀社が決まっている場合は断っても問題ありません。

一方、自宅で亡くなった場合は、かかりつけ医が死亡の確認と死因の特定を行い、死亡診断書を発行します。

病気療養中ではなく、通常の生活を送っていた人が急に亡くなったりした場合は、警察による検視が必要となることもあるので、遺体を勝手に動かさず、警察に連絡しましょう。

関連記事

臨終を告げられた際の心構えと備え

臨終を告げられた際の心構えと備え

身近な人との別れはいつか必ず訪れるものであり、臨終の場に立ち会う可能性は誰にもあります。 大切な家族の臨終を告げられたとき、悲しみに耐える中で何をどのようにすべきなのでしょうか。 本...

続きを読む

お迎え、安置

日本の法律では、死亡後24時間以内の火葬は認められていません。このため、火葬場ではなく、いったん他の安置場所に搬送するというのはよくあることです。

自宅で安置できる場合は、自宅へ搬送します。自宅での安置が難しい場合は、葬儀社が指定する安置場所へ搬送します。

安置が完了したら、葬儀社と打ち合わせを行います。必要な場合は、寺院との相談もこの時点で行いましょう。

安置場所がない場合は、葬儀社に相談すれば適切な方法を提案してくれます。その場合、直葬の打ち合わせを依頼するのと含めて、早急に葬儀社に相談しましょう。

関連記事

遺体安置までの準備や流れ、費用について解説

遺体安置までの準備や流れ、費用について解説

人が亡くなってから葬儀・火葬を行うまでの間、遺体を適切な場所に保管(安置)しておく必要があります。 本記事では、安置するまでの流れ、安置に必要な準備や費用、宗教ごとの安置方法、各安置場所の...

続きを読む

納棺

遺体に死装束や故人が好きだった衣服を着せ、葬儀社のスタッフが棺へ収めます。納棺の際には遺族が立ち会い、納棺を手伝うことも可能です。

棺には故人の愛用品を入れることもできますが、不燃物などの入れられないものもあるので、葬儀社のスタッフに確認しましょう。

また、ケースによっては家族が集まっての納棺をせずに、葬儀社に一任することもあります。

関連記事

納棺の手順とは?納棺の流れや注意点なども紹介します

納棺の手順とは?納棺の流れや注意点なども紹介します

葬儀を行う前には、故人は必ず棺に納められこれを「納棺」と呼びます。納棺は家族や親族が参加しておこないますが、どのように臨めばよいのか戸惑う方も多いことでしょう。 お葬式の一連の流れのなかで...

続きを読む

出棺

火葬場の予約時間、現地までの交通状況などを踏まえて出棺します。

遺族は安置場所から故人と一緒に出発するか、指定された時間に直接火葬場へ向かいます。

火葬

火葬場へ到着したら、最期にもう一度故人とのお別れをします。この際、僧侶を招いて、火葬炉の前で短い読経をしてもらうことも可能です。

最期のお別れが済むと、遺体は荼毘に付されます。火葬の所要時間は設備などにより差はありますが、1〜2時間程度です。遺族は火葬が終わるまで、控室で待機します。

骨上げ

火葬が済んだ遺骨を骨壷に収めることを「骨上げ」といいます。

骨上げでは、喪主から血縁の深い順番に二人一組になって専用の箸で同時に遺骨を挟み、骨壷に収めていきます。足のほうから遺骨を拾い、最後に喉仏を収めるという手順が一般的です。

地域によっては、同時に挟むのではなく、一人がつかんだ遺骨をもう一人に箸渡しするなど、その方法には地域差があるので、火葬場の係員の指示に従ってください。

骨上げの「箸」には、三途の川の「橋」渡しという意味もあると言われています。

関連記事

お骨拾いで気をつけるべき事は?骨上げの手順やマナーを解説

お骨拾いで気をつけるべき事は?骨上げの手順やマナーを解説

火葬後は、遺骨を遺族や親族の手によって骨壷に収める儀式があり、これを「骨上げ」と呼びます。骨上げは、故人との別れを偲ぶ重要な場でもあります。 本記事では、骨上げの手順やマナー、地域による違...

続きを読む

直葬を行う際の費用

費用を抑えられるとされる直葬。実際にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。

直葬を行う際の費用相場

直葬の費用は、約20万円〜40万円が相場と言われています。

最近ではもっと安い価格を提示する葬儀社も見受けられますが、安すぎる料金には火葬場に直接支払う費用の他、必要となる物品やサービスが含まれていないことがあるので、注意が必要です。

この場合、追加料金が発生して結果的に相場を上回ることも考えられます。

葬儀社に依頼する場合は、事前に見積もりを取るようにします。その際は、必ず複数社から見積りを取り、それぞれの見積もり内容や金額を比較すると、よりよい葬儀社を選択できます。

直葬を行う際の費用の内訳

直葬を行うためには、どのような費用が必要となってくるのか、項目別に見ていきましょう。必要な項目を知ることで、葬儀社の示す料金に対して、客観的に判断することが可能になります。

寝台車による搬送料

病院から安置場所、安置場所から火葬場と、2回分の費用が必要です。搬送料金の相場は約2万円~3万円程度と言われていますが、移動距離や時間帯によっては追加料金が必要となるケースもあります。

また、運転手に心付けを渡す場合は、その費用も必要です。

安置施設使用料

遺体を自宅に安置せず、施設を使用した場合は料金が発生します。1日当たりの相場は、葬儀社の安置室の場合約5000円〜3万円民間の安置施設の場合約1万円程度と言われています。目安としては3日分の費用が必要となります。

ドライアイス代

火葬まで遺体を保存するためのドライアイスの代金です。自宅に安置する場合や安置場所に冷蔵施設がない場合に必要になります。安置期間によって使用量は異なりますが、通常は1日約1万円程度と言われています。

棺、骨壺、供花など物品一式

棺については価格に幅があり、安いものでは1万円代のものもありますが、約3万円〜6万円前後が一般的と言われています。サイズ、材質、仕様によってさまざまな費用の棺があります。骨壷については、約5000円〜2万円が相場です。

この他、死装束を着せる場合や、棺に花を入れる場合はその料金も掛かります。

火葬料金

火葬料金は公営の火葬場と民間の火葬場とで料金の相場が異なり、地域によっても料金に差があります。公営の場合は無料〜5万円民間の場合は5万円〜15万円が相場と言われています。

また火葬場によっては、休憩室の料金が必要なところもあるので、事前に確認しておきましょう。相場は公営で1万円まで民間で2万円前後と言われています。

葬儀社スタッフの人件費

直葬といえども、納棺や火葬を執り行う上で葬儀社のスタッフが必要となります。

手続き代行料

死亡届の提出や火葬許可証の受け取りなど、火葬の手続きを葬儀社に代行してもらう場合は、代行料が必要です。業者によって価格はまちまちなので、事前に確認しておきましょう。

関連記事

火葬式(直葬)の費用相場はどのくらい?補助制度についても説明します

火葬式(直葬)の費用相場はどのくらい?補助制度についても説明します

通夜や葬儀を行わず火葬のみを行う葬送方法のことを「火葬式」や「直葬(ちょくそう・じきそう)」などと呼びます。 色々な葬送方法がある中で、火葬のみを行うスタイルはもっとも費用がかからない方法...

続きを読む

直葬に参列する際のマナー

直葬はほとんどの場合、ごく親しい身内だけで行うので、通常の葬儀よりもマナーにこだわる必要はないと考えるかもしれません。

しかし、参列者の多い少ないに関わらず、故人が生涯を生き抜いた、その最期の瞬間に立ち会うわけです。

さらに、火葬場は公共施設なので、他の遺族に迷惑や不快感を与える身なりや振舞いは控えなければなりません。

自分たちが納得して故人を送り出せるように、そして周りの迷惑にならないように、基本的なマナーについて解説します。

直葬に参列する際の服装

直葬の服装は、一般的な葬儀と同様に考えましょう。

葬儀の案内状に服装に関する記載が特になければ、準喪服を着用するのが基本です。

男性は喪服のブラックスーツか、黒・濃紺・ダークグレーといった濃色のダークスーツを着用してください。ワイシャツは白、ネクタイ、靴、靴下は黒。ネクタイピンは光る素材のものが多いので、つけないほうが無難です。

ゴールドなど光沢が目立つような色合いの時計は避けるようにし、結婚指輪以外の装飾品は外しておくようにしましょう。

女性の場合は、黒のワンピースやアンサンブル、スーツなどの準喪服や略喪服を着用してください。ストッキングは黒か肌色、靴やバッグは黒。肌の露出を控え、アクセサリーは結婚指輪か真珠以外のものは着けないのがマナーです。

案内状に「平服でお越しください」などの文言がある場合があります。この平服とは、”カジュアルな服装”という意味ではありません。案内に平服の記載がある場合には、略喪服を着用するようにします。

男性の場合は、黒やグレー、紺色のダークスーツ、女性の場合は、黒やグレー、紺色のワンピースやスーツなどが略喪服として適しています。

直葬の香典について

直葬は多くの場合、身内だけで営まれるため、香典を持参することはあまりありません。

しかし、香典は本来「相互扶助=助け合い」の精神に基づくものなので、身内でも香典を出したいと思うのであれば、香典を用意しましょう。

一方、親族以外が直葬に立ち会う場合は、通常の葬儀と同様に香典を持参しましょう。喪主が「香典や供物はいらない」という意志を示さない限り、持参するのが礼儀です。

表書きは身内でも参列者でも変わりはなく、通常の葬儀と同様に「御霊前」「御仏前」「御香典」などが一般的です。水引は黒白か黒一色のものを選びます。

また、香典の額についても通常の葬儀と同様で、身内であれば故人との関係を考慮しながらも1万円~10万円の範囲内で包みましょう。知人や仕事関係の場合は3000円〜5000円程度が相場と言われています。

喪主側は、香典が必要ない場合は、参列者に葬儀の案内を出す際に香典辞退の旨を伝えておくことがマナーです。また、たとえ直葬とはいえ、香典をもらった場合は後日香典返しをします。

関連記事

葬儀の返礼品、香典返しは何を選べばいい?種類や費用相場も紹介します

葬儀の返礼品、香典返しは何を選べばいい?種類や費用相場も紹介します

近親者が亡くなり喪主として葬儀を行なった際には、参列にお越しいただいた方・香典をいただいた方に対して、お礼として会葬返礼品や香典返しをお渡しします。 いただく香典の金額は参列者によって幅が...

続きを読む

挨拶状の有無

葬儀後の挨拶状は本来、参列に対する感謝、あるいは葬儀を無事終えたことを伝えるために出すものです。香典返しの品物に添えて、四十九日の法要が終了したことを伝える役割も担っており、香典返しとともに送るのが通例です。

これに対して、身内だけで葬儀を行う直葬の場合は、故人の逝去だけでなく、身内だけで葬儀を済ませたことを伝える役割を果たします。

そのため、一般の葬儀よりも挨拶状の役割は重く、逝去から1〜2週間と早めの時期に送付することをお勧めします。

以下関連記事に、通知状に記載することという項目がありますのでご参考にしてください。

関連記事

家族葬の案内文とは?通知状や連絡のマナーも紹介します

家族葬の案内文とは?通知状や連絡のマナーも紹介します

昨今、家族葬という形式で葬儀を行う方が増えています。 家族葬は、家族や親族を中心に近しい人達のみに限定して参列してもらうため、案内についても通常の葬儀とは異なる点があります。 今回は...

続きを読む

直葬の際の納骨について

菩提寺を招かずに直葬を行った場合、納骨が難しいケースがあります。後から法要を執り行い、戒名を授からないといけないかもしれませんし、その場合、戒名料を用意しなければならなくなります。直葬を希望しているとはいえ、菩提寺がある場合は、必ず事前に相談しておきましょう。

また、これからお墓を考える人は、現在はさまざまなお墓のスタイルがあるので、自分たちに合った方法を選びましょう。

直葬の際の納骨について

埋葬の方法

直葬でも一般的な葬儀でも、納骨には次に挙げるような方法があります。

  • 墓石
    従来通り、石でできたお墓のことです。菩提寺の墓地の他、公営墓地や、民間霊園にお墓を建てることができます。これらの墓地や霊園では原則的に宗教宗派を問いません。
  • 納骨堂
    納骨堂とは、屋内型の納骨施設です。天候に左右されずに、お墓の掃除などの負担がないことから人気が出ています。
  • 樹木葬
    手を合わせる対象を墓石ではなく樹木にした、新しいタイプのお墓です。
  • 散骨
    遺骨をパウダー状(粉骨)にしたのち、海や山にまく葬法です。

関東と関西で違う納骨の慣習

納骨の方法について、関東と関西でも違いがあることを知っていますか。

関東では全ての遺骨を骨上げして、納骨するという方法が一般的です。このため、骨壷のサイズが大きく、墓石の下の「カロート」と呼ばれる納骨の収納スペースも広めに作られています。

納骨スペースがいっぱいになると、古い遺骨は骨壷から取り出して、墓石の下の土に埋葬されます。

一方、関西では全ての遺骨を骨上げすることは少なく、骨壷のサイズも小さめです。遺骨の一部のみを納骨するために、カロートも小さめです。

関東で火葬を行い、関西のお墓に納骨するといったケースでは、骨壺のサイズに注意する必要があります。事前に葬儀の担当者に伝えておきましょう。

分骨する際は?

遺骨を手元供養したい、墓地の他に故人が望んでいた埋葬場所がある、信仰する宗教宗派の本山に納骨したいといった場合は、遺骨を分骨することが可能です。

分骨については、火葬場あるいは墓地の管理者から分骨証明書を発行してもらう必要があるため、事前に相談しておきましょう。

菩提寺に納骨を断られた場合の対処法

一般的な葬儀では、通夜や葬儀が執り行われる一方で、直葬は火葬のみで宗教儀式が一切行われません。そのため、宗教観を大切にしている菩提寺では納骨を断られてしまうこともあります。そうしたトラブルを避けるためにも、菩提寺がある場合は葬儀の形式について必ず事前に相談するようにしましょう。

仮に菩提寺から納骨を断られてしまった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。

公営墓地や納骨堂へ納骨する

公営墓地とは、各地方自治体が管理している墓地の事を指します。使用料や管理料が比較的リーズナブルという利点がありますが、一方で、都心部など人口が多い地域であるほど、応募倍率が高いため、応募しても抽選に外れてしまうというケースも多くあります。

納骨堂とは、屋外にある墓地とは異なり、建物の中に遺骨を納める事ができる施設です。公営墓地同様に使用料などがリーズナブルな事や、施設へのアクセスが比較的よいのもメリットの一つです。

手元供養をする

手元供養とは、自宅などの身近な場所に遺骨を保管して供養する方法です。お墓や仏壇がないといった現代の住環境の変化に伴って登場した、比較的新しい供養方法です。

手元供養の最大のメリットは故人を身近に感じる事ができることです。遺骨を骨壺に入れて自宅に保管しておく方法や、ペンダントに遺骨をあしらって身に付ける方法など、多種多様な供養の方法があるのも魅力の一つです。

手元供養については他の親族の理解を得る必要があること、少量の遺骨を手元供養にした場合は残った遺骨を供養する必要があることなども留意しておきましょう。

葬儀社に相談する

もし菩提寺に納骨を断られた場合は、葬儀社に相談してみるのもよいでしょう。葬儀社は多くのお寺とのネットワークを持っていますので、直葬の場合でも納骨をさせてくれるお寺を紹介してくれる可能性もあります。

また葬儀の専門家である葬儀社は、数多くの葬儀を執り行っており、これまでにも同様の相談を受けた経験があるかもしれません。その経験を活かしてさまざまなアドバイスをしてくれるでしょう。

関連記事

納骨式に掛かる費用相場とは?費用を安く抑える方法を紹介します

納骨式に掛かる費用相場とは?費用を安く抑える方法を紹介します

葬儀が終わった後、一般的には四十九日前後のタイミングで遺骨をお墓へと納めます。 葬儀は仏式で行う家庭が多いという現状の中で、遺骨をお墓へ納めるときも仏式の「納骨式」を行うケースが多く見られ...

続きを読む

まとめ

近年増加傾向である「直葬」という葬儀形態について、基本的な情報から実際に営む際の注意点をまとめました。

遺族にとって合理的でメリットのある形態ですが、まだ新しい葬儀の形だけに、周囲から誤解を受けることもあります。一度火葬してしまうと、二度とやり直しはできません。大切な家族の葬儀です。後悔のない選択をしてください。

葬儀の費用を抑えるためのポイント

「葬儀にかかる費用」「納得の行く葬儀ができるか」は、どの葬儀社に依頼するかで大きく異なることがあります。

そのとき大事なのは、複数社に見積もり依頼して内容を「比較検討」することです。

「葬儀の費用は高額だと聞いたことがあるので、なるべく費用を抑えたい..」

「相見積もりを取りたいけど、自分で直接複数の葬儀社に問い合わせるのは面倒..」

「初めて葬儀の喪主を務めることになったが、どの葬儀社に依頼したらいいのか分からない..」

そのような方には当サイト「安心葬儀」で、簡単に無料で比較見積もりが可能ですので、ぜひご利用ください。

無料の見積もり比較はこちら

関連記事

安心葬儀とは?相見積もりを利用するメリット、利用の流れについて

安心葬儀とは?相見積もりを利用するメリット、利用の流れについて

葬儀を依頼する葬儀社の決定は、逝去後数時間以内が大半と言われております。 時間が無い中で決定する必要があるにも関わらず、葬儀には十数万円〜数百万円のまとまった費用がかかる上、葬儀の品質は葬...

続きを読む

安心葬儀 ご利用の流れ

  1. ステップ1

    お客様センターまでお電話ください

    安心葬儀お客様センター0120-99-1835 までお電話ください。相談員がお客様から希望する葬儀内容、ご要望等をお伺いいたします。24時間365日対応・通話無料です。

  2. ステップ2

    ご希望の葬儀内容に合った葬儀社をご紹介

    お客様からお伺いしたご希望を元に、条件に合った葬儀社をご紹介いたします(最大3社)。
    もし急ぎで病院・警察からの移動を求められている場合は、すぐにお伺いして指定場所まで搬送することも可能です。

    ※葬儀を行う地域や条件によっては複数社紹介が難しい場合もございます。

  3. ステップ3

    葬儀社との打合せ/葬儀日程や内容の確定

    葬儀社と葬儀について具体的な内容を話していきます。内容面、費用面など比較検討の上、条件に合う葬儀社が見つかりましたらお申し込みください。

    ※万が一ご紹介した葬儀社が合わない場合、他の葬儀社のご紹介も可能ですので遠慮なくお申し付けください


安心葬儀は最安9.8万円から葬儀社をご提案可能 /

安心葬儀は最安9.8万円から葬儀社をご提案可能。ギフト券最大1万円分プレゼント /

葬儀の相談
依頼・見積り
通話
無料
0120-99-1835
安心葬儀お客様センター24時間/365日対応利用規約に同意の上お電話ください。


安心葬儀おすすめプラン

安心葬儀が全国7000社から厳選した葬儀社のおすすめプランをご紹介します。お近くの式場でご予算に沿う葬儀ができるようご相談承りますのでお気軽にお問合せください。


安心葬儀は最安9.8万円から葬儀社をご提案可能 /

安心葬儀は最安9.8万円から葬儀社をご提案可能。ギフト券最大1万円分プレゼント /

葬儀の相談
依頼・見積り
通話
無料
0120-99-1835
安心葬儀お客様センター24時間/365日対応利用規約に同意の上お電話ください。


関連する記事

葬儀のことでお困りでしたら、
お気軽にご相談ください
急に葬儀の準備をすることになった、葬儀費用の相場を知りたい、複数社から葬儀の見積もりを取って検討したい等、安心葬儀スタッフがサポートします。
安心葬儀アシスタント

安心葬儀は最安9.8万円から葬儀社をご提案可能/