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水葬とは?日本・世界の水葬事情を解説

水葬とは?日本・世界の水葬事情を解説

葬儀方法の一つに「水葬」があります。聞くことがあまりない葬儀スタイルですが、どのような方法で供養を行うか気になりませんか?

日本においてはなじみが薄い葬儀方法の一つですが、世界では普及している地域があります。

今回の記事では、水葬とは何か、日本・世界の事情などを紹介します。

火葬以外の葬儀スタイルについて知りたい方は、参考にしてください。

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水葬とは?

まず、水葬の意味や方法について解説します。

水葬とは

水葬とは、川・湖・海などの水に関連した場所に、遺体を流すことによって葬る葬儀スタイルの一つです。

遺灰や遺骨を流すことも同様のスタイルとして定義することができます。

インドでは、土葬、林葬、火葬に合わせた四種類の葬送方法として「四葬」と言われています。

現在の日本においては、精霊流しなどが各地で行われていますが、水葬の名残りではないかと考えられています。

水葬には2種類の方法があった

水葬の方法には二つの種類があったと言われています。

ここでは、その二つを解説していきます。

海葬

海葬とは、海に遺体を葬る葬儀スタイルです。

海の先に死者の国があると信じられてきたことから、海葬が生まれたと言われています。

また海葬は、現在において海に散骨する「海洋散骨」を指すことがあります。

舟葬

舟葬は、遺体を舟に乗せて海に流す葬儀スタイルです。

現在では考えられないことですが、一部の地域では、死期が近づいた人を舟に乗せて海に流す手立てを取ることもあったと言います。

海葬との違いについては、舟を使うか・使わないかが挙げられます。

日本の水葬

現在の日本では、水葬をどのように扱っているのでしょうか。

以下、解説します。

現在の日本では水葬は違法

今の日本で水葬を行うと、死体遺棄罪に問われて刑罰を受けることになります。故人の要望であっても実行することはできません。

しかし、例外的に日本でも水葬が認められているケースがあります。

日本で水葬ができる条件

日本での水葬は、船舶の航行中に亡くなった場合においては許されていますが、さまざまな条件が設けられています。

第一に、船長に水葬を行う権限が与えられています(参考:「船員法第十五条」)。船長の判断がないまま勝手に遺体を海に流してしまうと、罪に問われてしまいます。

また水葬を行うには、必ず死後24時間経過する必要があり、すぐに取り掛かることはできません。

他にも、遺体が海に浮かんでこないための処置を施したり、そのときの状況をデータに残しておくために写真を撮る必要があるなど、細かい規定が設けられているのです。

船舶が公海上にある場合や、衛生面において遺体を船内に長い時間置いておくことは難しいため、そうしたやむを得ない状況が背景にある場合にのみ、水葬を行うことが認められています(参考:「船員法施行規則」)。

特別な事情がない限り、現在の日本では水葬を実行することができないのです。

水葬ではなく海洋散骨はできる

海に散骨することは、今の日本でもできる葬儀スタイルです。

お墓を持たない方も増えてきた近年に注目されるようになりました。

もちろん違法ではありませんし、葬儀会社によっては「海洋散骨プラン」を設けているほど浸透しています。

料金については、業者やプランによってもさまざまですが、5万円〜30万円が相場だと言われています。

費用を一番安く抑えられるのが、遺族の代理で業者が海に散骨してくれるプランです。

逆に費用が高くなるのは、船舶を貸し切って家族でお別れする「貸切プラン」です。

その中間として、何組かの遺族で一隻の船舶に乗り合わせて散骨を行う「合同プラン」もあります。

ペットを対象にしているプランもあります。どこに住んでいても気軽に行えるように散骨エリアは全国にあるのです。

海への散骨がお勧めな人は、「海が好きな方」「死後はお墓に入るよりも自然に還りたいと考える方」「次世代にお墓の負担をかけたくない方」「宗教とは無縁の方」になります。

海洋散骨は、広大な海に散骨することで「大海原に還っていく」というロマンがある供養方法の一つです。日本では火葬による葬送が基本となるため、死後は海に還りたいという希望のある方は海洋散骨を検討するとよいでしょう。同じ海への葬送でも、特別な事情がない限り、水葬を行うことはできません。

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世界の水葬

日本では行えない水葬ですが、世界各地では現在でも選択できる葬儀スタイルの一つになっています。

以下、順番に解説します。

インドの水葬

人口の約80%がヒンズー教のインドでは(参考:外務省「インド共和国基礎データ」)、火葬後に河川に散骨するスタイルの水葬が主流です。

遺体を火葬した後、ガンジス川流域で遺骨や遺灰を川に流す供養スタイルが多く選ばれています。

インドは、霊園やお墓を持たない文化です。

日本では火葬後に墓地などへ埋葬する方法が広く行き渡っていますが、インドでは火葬をした後に散骨の水葬をするのが一般的なのです。

また、火葬するのにもお金が掛かりますが、インドでは費用が払えない貧困者も多く見られます。

妊婦や赤ちゃん、ヘビに噛まれた毒が原因で亡くなった方は、火葬することなく遺体のまま水に葬ります。

日本ではなじみがないので、現地に足を運んだらその光景に驚くことがありますが、インドでは一般的な葬儀スタイルの一つです。

チベットの水葬

チベットは、インドほど一般的ではないものの、現在でも水葬が行われています。

どちらかというと、貧困者や伝染病で亡くなった方が選ぶことが多いようです。

遺体は牛で運び、ラマ(僧侶)にお経を読んでもらった後に儀式を行う流れが主流です。

なお、チベットでは住む地域によっては近くに海がありません。

その場合は、ハゲワシに亡くなった方を食べて供養してもらう天葬(鳥葬)が行われます。

他にも、塔葬、火葬、土葬を行うことがあり、地域や亡くなった人の身分によって、さまざまな手法が取られているのです。

日本で一般的な火葬は、チベットでは高僧や高位高官など、身分の高い人が亡くなった際に行われることが一般的です。

ヨーロッパの水葬

ヨーロッパでは供養方法として海洋散骨が選ばれることもあり、ノルウェーやスウェーデンでは水葬の一種である舟葬が行われてきました。

ヨーロッパではキリスト教の存在が大きく、遺体を燃やす火葬はタブーとして扱われ、これまでは土葬が一般的でした。

しかし、現在においては、プロテスタントの自由な考え方が広まり、イギリスでは火葬率は70%を超えています。

国土が狭いので、土に葬るためのスペースが十分に確保できないことも理由の一つになっているようです。

近年では衛生面などの問題から、一部地域を除いて水葬自体が行われなくなっており、火葬後に海へ散骨するスタイルが選ばれる傾向にあるようです。

アメリカの水葬

アメリカで少しずつ普及が広がっているのが、アルカリ加水分解で遺体の処理を行う方法です。「アルカリ加水分解葬」または「アクアメーション」とも呼ばれるこの葬送方法は、アメリカの15の州で法的に認められています。

この方法は、遺体を特殊な機械の中に入れて、アルカリ加水分解を行って液状処理し、最終的に遺骨(粉末状)と歯の詰め物などに使用されていた金属のみ残る状態にします。

アメリカでは、コスト面でのメリットや環境への配慮、墓地の確保が難しいという背景から、アルカリ加水分解葬を選ぶ方が増えています。

見方によっては、火葬よりも痛々しくないという感想を持つ方もいるほどです。

また、火葬に比べて必要なエネルギーが少なく温室効果ガスの排出もないといった、地球にやさしい特徴があるので、アメリカでは今後ますます普及する見込みがある葬儀スタイルと言えるでしょう。

まとめ

水葬は、川・湖・海などに遺体を葬る葬儀スタイルを指す言葉ですが、現在の日本で行うと違法になります。

故人の希望であっても、実際に水葬を行えば死体遺棄罪に該当します。

ただし、日本でも水葬ができる一部の条件が設けられています。

それは、船舶の航行中に亡くなった際に、船長の権限で許可が下りた場合です。

なお、遺体が浮き上がらないように適切な処置を施したり、本人の写真を撮影して遺品や遺髪を保管したりするなど、さまざまな規定が設けられています。

基本的に日本では水葬を行うことができないと考えてください。

海洋に散骨する方法は、違法ではなく、現在の日本でも行うことは可能です。

その名の通り、海に散骨する供養スタイルですが、費用についてはプランによっても差が見られますが5万円〜30万円が相場と言われています。

水葬は難しいが亡くなった後は大自然の一部として海に還りたい、と希望する方には、お勧めの方法と言えるでしょう。

また、世界各地では現在も変わらず水葬が行われている地域が確認でき、特にインドでは一般的な方法と見られています。

歴史背景には、宗教によるもの、立地の状況なども関わっています。

さまざまな葬送方法を知ると、葬儀についてより深く理解を深めることができます。その上で、後悔のない終活プランを考えましょう。

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