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浄土真宗

浄土真宗の葬儀の流れや特徴、マナーなどを分かりやすく解説

浄土真宗の葬儀の流れや特徴、マナーなどを分かりやすく解説

多くの宗旨・宗派がある仏教ですが、葬儀における細かな作法は異なっていても、大まかな流れはおおむね同じという場合がほとんどです。

しかしながら、浄土真宗に関していえば「成仏」についての考え方が特有のものであることから、葬儀の作法・形態にもその違いが大きく影響しています。

本記事では、浄土真宗の特徴、歴史、宗派の違い、葬儀のマナーや流れ、葬儀費用などについて解説します。

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浄土真宗とは

浄土真宗は、浄土宗の開祖である法然上人の弟子に当たる親鸞聖人を宗祖とする宗旨です。

浄土真宗のはじまりは、親鸞が「顕浄土真実教行証文類」を完成させた1224年が浄土真宗の開宗の年とされていますが、親鸞が生きている間は、浄土真宗という呼び名はありませんでした。1321年、親鸞のひ孫・覚如(かくにょ)が本願寺を建てて、浄土真宗が本格的に始まります。

「南無阿弥陀仏」を唱えれば救われる。念仏を基本にしている宗派です。本尊は、阿弥陀如来で、浄土三部経(『阿弥陀経』『無量寿経』『観無量寿経』)が中心となるお経です。

浄土宗との違い

宗祖・親鸞聖人の師である法然上人の開いた浄土宗では、極楽往生のための方法として修行ではなく、ただひたすら「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えること(専修念仏)が重要であるとされています。

浄土真宗ではそうした考えがさらに深化されており、ただ一度、信心を起こして念仏を唱えるだけでただちに極楽往生が確定する(一念発起)という教義が特徴です。

また、浄土真宗には阿弥陀如来の救いを信じることで、全ての人は極楽浄土へ行くことができるとの考え方があります。そのため浄土真宗における葬儀は、故人の供養のためではなく、阿弥陀如来への感謝を示すものであるとの考え方があります。

日本仏教において阿弥陀如来は、修行をすることにより「悟り」を開き「如来」になった仏様です。極楽浄土の仏様であり、浄土真宗の御本尊様です。阿弥陀如来は全ての衆生を極楽浄土へ導く仏様であり「他力本願」といわれるように、どんな人でも「南無阿弥陀仏」を唱えることで、極楽浄土へ往生できるという教えです。

阿弥陀如来は全ての衆生を救うために48の誓いを立てました。浄土真宗の「南無阿弥陀仏」を唱えれば、凡夫も皆、極楽浄土へ行けるというわかりやすい教えは、鎌倉時代から、武士や農民を中心に絶対的な支持を受けあっという間に広がっていきました。それまでの仏教の厳しい戒律のある教えとは真逆といってもよい他力本願の教えは、厳しく、特別な修行をした限られた者のみが成仏できるとされてきた今までの仏教に、全く新しい概念をもたらしました。

ちなみに、「十八番・あみだくじ・あみだ笠」などの言葉は、第十八願を本願とする阿弥陀如来に関連してできた言葉です。

浄土真宗の葬儀は、故人は極楽浄土へ行けるとの考え方から、「引導(いんどう)」や「授戒(じゅかい)」といった他の禅宗での葬儀で行われる儀式が存在しません。

浄土真宗の宗派

浄土真宗には主要なところだけでも10宗派ほど、その他にも数多くの宗派があります。ここではそうした中でも浄土真宗の2大宗派を紹介します。

浄土真宗本願寺派

宗祖である親鸞聖人の墓所であったとされる廟堂(大谷廟堂)が寺格化された本願寺(通称:西本願寺)を本山とし、浄土真宗各宗派中で最多の信徒を持つのが浄土真宗本願寺派です。

実質的に浄土真宗の本派であると言えます。

真宗大谷派

徳川家康は、浄土真宗第11代宗主であった顕如(けんにょ)の長男・教如(きょうにょ)に対し寺領を寄進しました。その寄進された土地に建てられた東本願寺を本山とする宗派が真宗大谷派です。

なお、同派では、宗祖である親鸞聖人の墓所であった廟堂(大谷祖廟)は浄土真宗本願寺派が定めるものとは別であるとの立場を取っています。

「西」と「東」の歴史

「お西さん」と呼ばれる西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派と、「お東さん」と呼ばれる東本願寺を本山とする真宗大谷派は、もとは一つの宗派であったものが分裂したものです。

そのため、どちらも親鸞聖人を宗祖とし、本尊は阿弥陀如来。教義にも違いはありません。ではなぜ、西と東とに分かれているのでしょうか。

宗派が西と東とに分かれた経緯として有力な説は、東本願寺の建立を後押しした徳川家康の政略であったというものです。

かつて浄土真宗は一向宗と呼ばれ、団結した門徒たち(浄土真宗では信徒を門徒と呼ぶ)の力は「一向一揆」でも知られるように強大で、施政者たちの脅威となるような一大勢力でした。

しかし、戦国時代の織田信長との激しい戦い(石山合戦)において、和解か抗戦かで宗主親子間で意見が割れて以降は、親子が別々に活動している状態でした。

一向宗の脅威を恐れていた徳川家康は、そうした親子間の溝を利用して、勢力を分断する目的で息子(教如)側に寺領を寄進したとされ、そこに建立されたのが東本願寺です。

浄土真宗の葬儀の特徴

「人は誰でも亡くなると同時に成仏が確定する=往生即成仏」と考える浄土真宗の葬儀は、極楽往生には供養が必要であるとされたり、成仏には修行が必要であるとする他宗派の葬儀とは内容が大きく異なります。

具体的には、他宗派の葬儀で見られる次のような作法が存在しません。

末期の水

極楽への死出の旅路へ向かうに当たって喉を潤すという意味合いを持つ「末期の水(まつごのみず)」の儀式ですが、浄土真宗では故人はすぐに極楽往生するとされているため、この儀式は行われません。

戒名

浄土真宗では、修行ではなくただ仏の力によってのみ救われるとされています。そのため出家に当たり戒名を授けてもらう「授戒(じゅかい)」を行う必要がなく、戒名もありません。

戒名の代わりに、出家しない在家仏教徒用の「法名(ほうみょう)」が授けられます

引導

故人を悟りの彼岸に導くのが「引導」ですが、往生即成仏を説く浄土真宗では故人を導く必要性はないと解釈されますので、引導の作法は行われません。

枕飾り

火葬までの間は、故人の遺体を自宅などに安置しますが、その枕元へ故人を供養するための「枕飾り」を用意する場合があります。しかし浄土真宗では、亡くなるとすぐに極楽往生して成仏するため、故人は既にその場にはいないと考えられています。そのため浄土真宗では、枕飾りを用意する必要はないとされています。

死装束

浄土真宗では、亡くなるとすぐに極楽浄土で仏となるという考え方ですので、死出の旅路に備えた「死装束」を故人に着せることはしません。

清めの塩

もとより仏教的な考え方からではなく、日本古来の死生観に由来すると言われている「清めの塩」ですが、「死=往生・成仏」と捉える浄土真宗においては、死は穢れではないという考えが明確なため、清めの塩は不要とされています。

友引を避けるしきたり

六曜における「友引」に葬儀を行うと、友人があの世へ引き込まれてしまうとされているため、友引に葬儀を行うのは避けるのが一般的です。ですが、浄土真宗ではそうした考え方を迷信・俗信であるとして退ける立場を取っており、友引を避ける必要はないとされています。

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浄土真宗の通夜と葬儀の流れ

浄土真宗における通夜と葬儀の流れを、浄土真宗本願寺派の場合と真宗大谷派の場合とに分けて確認しましょう。

浄土真宗本願寺派の通夜の流れ

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が通夜会場に入場します。

勤行

浄土真宗本願寺派では「阿弥陀経(あみだきょう)」を読経し、勤行(ごんぎょう)を行います。浄土真宗では、葬儀は故人に対して行われるものではないため、遺体ではなく御本尊に向かって勤行を行います。

導師による法話

導師によって浄土真宗の教えを説く「法話(ほうわ)」が行われます。通夜には他宗派の方や、仏教になじみのない方も多く参列されているため、法話は短い時間で終わるのが一般的です。

導師退場

僧侶が通夜会場から退場します。

浄土真宗本願寺派の葬儀の流れ

本来は、自宅での「出棺勤行(しゅっかんごんぎょう)」と斎場での「葬場勤行(そうじょうごんぎょう)」とに分けて行われますが、現在では斎場でまとめて執り行われることが一般的です。全体の流れとしては、地域・寺院により変わってくることもありますが、おおむね次のようになります。

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が葬儀会場に入場します。

開式

開式します。

帰三宝偈

「観経疏(かんぎょうしょ)」にある帰三宝偈(きさんぽうげ)を唱え、教えへの帰依を表します。

路念仏(ろじねんぶつ)

元来は「路念仏」の名の通り、野辺送り(遺族や参列者が火葬場などまでに葬列を組んで故人を送ること)の際に唱えられていたものです。独特の節回しで唱えられ、通夜会場と葬儀会場が別の場合はその間の移動中に唱えられます。

三奉請(さんぶじょう)

諸仏を招き入れる偈文(げもん)を唱えます。

導師焼香

僧侶が焼香します。

表白(ひょうびゃく)

迎え入れた諸仏をたたえ、法要の趣旨を申し述べます。

正信偈(しょうしんげ:正式名称は「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)」)

「教行信証(きょうぎょうしんしょう)」中の偈文「正信偈」を唱えます。

なお、故人は既に成仏しているとの考えから、こうした読経は故人の供養のためではなく、あくまで仏への謝意を表すために行うという位置付けです。

焼香

遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。

念仏

「南無阿弥陀仏」を唱えます。

和讃

諸仏と教えをたたえます。

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生(しゅじょう:生命全て)に及ぼされ、極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

導師退場

僧侶が葬儀会場を退出します。

閉式

閉式します。

喪主挨拶

喪主から参列者に向け挨拶を行います。

出棺

霊柩車で遺体を火葬場へと移します。

火屋勤行(ひやごんぎょう)

火葬に先立ち、重誓偈などを唱えます。

火葬

遺体を火葬します。

還骨勤行

阿弥陀仏経の読経、念仏、和讃を唱和するなどして、骨壺に収めた遺骨を祭壇に戻します。

真宗大谷派の通夜の流れ

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が通夜会場に入場します。

勤行

真宗大谷派では「正信偈(しんしょうげ)」を読経し、勤行を行います。浄土真宗では、葬儀は故人に対して行われるものではないため、遺体ではなく御本尊に向かって勤行を行います。

導師による法話

導師によって浄土真宗の教えを説く、「法話」が行われます。通夜には他宗派の方や、仏教になじみのない方も多く参列されているため、法話は短い時間で終わるのが一般的です。

導師退場

僧侶が通夜会場から退場します。

真宗大谷派の葬儀の流れ

元来は、棺前勤行と葬場勤行の「葬儀式第一」と斎場勤行の「葬儀式第二」の二つの段階に分かれますが、自宅で葬儀を執り行うことが少なくなった今日では、式次第も組み替えられるようになってきています。

全体の流れとしては、地域・寺院により変わってくることもありますが、おおむね次のようになります。

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が葬儀会場に入場します。

開式

開式します。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

伽陀(かだ)

諸仏の来場を請う声明を詠い、同時に僧侶が席についたことを知らせます。

勧衆偈(かんしゅうげ)

衆生に信心を勧める偈文を唱えます。

短念仏

「南無阿弥陀仏」の念仏を10遍唱えます。

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生に及ぼされ極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

三匝鈴(さんそうりん、さそうれい)

小さいものから大きいものへ、あるいは大きいものから小さいものへと順番に鈴を鳴らします。

路念仏

元来はその名の通り野辺送り(遺族や参列者が火葬場などまでに葬列を組んで故人を送ること)の際に唱えられていたもので、独特の節回しで唱えられます。通夜会場と葬儀会場が別である場合はその間の移動中に唱えられます。

表白(ひょうびゃく)

迎え入れた諸仏をたたえ、法要の趣旨を申し述べます。

三匝鈴(さんそうりん、さそうれい)

小さいものから大きいものへ、あるいは大きいものから小さいものへと順番に鈴を鳴らします。

弔辞

弔辞を読み上げます。

正信偈(正式名称は正信念仏偈)

「教行信証(きょうぎょうしんしょう)」中の偈文「正信偈」を唱えます。

焼香

遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。

短念仏

「南無阿弥陀仏」の念仏を10遍唱えます。

和讃

諸仏と教えをたたえます(念仏と和讃の組み合わせを複数回繰り返します)。

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生に及ぼされ、極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

導師退場

僧侶が葬儀会場を退出します。

閉式

閉式します。

喪主挨拶

喪主から参列者に向け挨拶を行います。

出棺

霊柩車で遺体を火葬場へと移します。

火屋勤行(ひやごんぎょう)

火葬に先立ち、重誓偈などを唱えます。

火葬

遺体を火葬します。

還骨勤行

阿弥陀仏経の読経、念仏、和讃を唱和するなどして、骨壺に収めた遺骨を祭壇に戻します。

浄土真宗の葬儀のマナーについて

仏式の葬儀のマナーは宗旨を問わずおおむね同じですが、浄土真宗の葬儀特有のマナーも存在します。

焼香の作法

一礼・合掌し、右手の3本指(親指・人差し指・中指)でつまみ上げた抹香を香炉に落として薫じるのは他宗旨と同様ですが、この際に額に掲げて「押しいただく」ことをしないのが浄土真宗の作法の特徴です。

焼香の回数は本願寺派では1回、大谷派では2回とされています。

線香の作法

一般的な線香の作法は、線香立てに火元を上にした状態で立てることが多いですが、浄土真宗では、線香の火元を左側に来るようにして線香立てに寝かせます。線香立てに収まり切らない場合は、線香を真ん中から二つに折ります。

数珠(念珠)の特徴と作法

浄土真宗では数珠(念珠)に特段の決まりはなく、珠の数も形も自由です。阿弥陀如来の力によって全ての人が救われるとの考え方から、唱えた念仏の回数にこだわっていないため、数珠を繰ってカウントする必要がなく、回数を数えられるようなつくりにはなっていません。

本願寺派では、数珠(念珠)を合掌した両手の親指と人差し指の間に挟むようにして持ちます。この時、房が下に来るようにして数珠(念珠)を両手にかけます。真宗大谷派では、房が上から下方向に垂れるようにして両手にかけ、房を左にたらします。そして、親玉を両手の親指と人差し指で押さえるようにして持ちます。

女性用に多い2連のものも、2連にする点以外は同じ持ち方をします。いずれの宗派の場合も、合掌していない時は数珠(念珠)の房を下にして左手に持ちましょう。

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浄土真宗の葬儀の費用について

浄土真宗の葬儀の費用相場は、仏式の他宗旨の葬儀の場合とおおむね同じですが、葬儀スタイルによって相場は変わってきます。

一般葬の場合の費用相場

親族だけでなく、仕事関係の付き合いのある人や、友人・知人、近所の人まで広く参列してもらう一般葬の場合、葬儀一式の費用相場は約100万円~120万円程度と言われています(お布施は含まず)。

家族葬の場合の費用相場

遺族の他、主に親族やごく近しい人たちだけで営む家族葬の場合、葬儀一式の費用相場は約80万円~100万円程度と言われています(お布施は含まず)。

一日葬の場合の費用相場

通夜と告別式とを2日間かけて営むのではなく、告別式だけを執り行うことにより葬儀全体を1日で営むスタイルの一日葬の場合、葬儀一式の費用相場は約30万円~60万円程度と言われています(お布施は含まず)。

お布施の相場

仏式の葬儀全体でのお布施の平均金額は約47万円ですが、浄土真宗では平均金額が約10万円~30万円程と言われていて、他の宗旨と比較しても安めの傾向です。この理由は、浄土真宗では戒名料が発生しないためです。

法名料は発生しますが、基本的に法名は生前に帰敬式(ききょうしき)を受けて授かるものであり、必要となる費用も、成人は1万円、未成年は5000円と、戒名料と比較するとかなり手頃な価格となっています。

葬儀社を選ぶポイント

浄土真宗の葬儀を営むに当たり、葬儀社を選ぶ際のポイントは他宗旨の葬儀の場合と変わりませんが、具体的にどういった点に着目すればよいでしょうか。

内容明瞭なセットプランが用意されている

必要なものがひと通り含まれていて費用目安を把握しやすいセットプランは、大半の葬儀社で設定されています。ただし、セットプランを謳っていながらプランに含まれる内容が明瞭でない場合、後になって予想外の追加料金が発生することも考えられます。

カバーされる範囲が、明確に示されたセットプランを提示してくれる葬儀社を選ぶと安心でしょう。そのためにも、複数の葬儀社から見積もりを取って内容を比較・検討することが大切です

急かしてくる業者は要注意

生前に葬儀社を選んでおいたケースを除き、葬儀社選びにはあまり時間がかけられないのが現実です。

そのことをよく知っている葬儀社の中には、時間がないことによいことに契約を急かすところもあります。そうした葬儀社の場合、往々にしてトラブルが起こりがちです。

納得のいくまで説明を受けた上で契約すればこそ、悔いの残らない見送りができるでしょう。

遺族に寄り添った対応をしてくれる

遺族の予算があまりないと分かると、雑な対応をしてくるようなひどい葬儀社もあります。大切な故人の葬儀ですから、予算に関係なく親身に対応してくれる葬儀社か否かは非常に重要なポイントです。

また身内が亡くなると、葬儀への準備やさまざまな手続きなど、遺族は忙しく過ごすことになり、まとまったお金を準備することができない場合もあります。そのため、遺族の負担を考慮して葬儀代金の支払い期日や方法について柔軟に対応してくれる葬儀社かも確認することをお勧めします。

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浄土真宗の葬儀に参列する場合について

浄土真宗の葬儀に参列する際のマナーや気を付けたい点にはどういったものがあるでしょうか。

参列する際の服装について

浄土真宗の葬儀も、他の仏式葬儀の際に着用する一般的な喪服で参列しましょう。

男性の場合は、ブラックのスーツを着用します。靴や靴下は黒でそろえて、金具などが目立たない靴を選びましょう。

女性の場合は、黒のスーツかワンピース、アンサンブルを着用します。靴も黒でそろえ、ストッキングも黒色を着用しましょう。バッグも同様に、光沢のない黒いものを選びます。

子供を参列させる場合は、制服があればそれを着用し、なければ暗めの落ち着いた色合いの服を着用させます。靴も服に合わせて落ち着いた色味のものを着用し、歩くたびに音がなるような靴は避けるようにします。

自身が浄土真宗の門従である場合は、門徒式章(もんとしきしょう)という袈裟をかけて参列する場合もあります。着用するかは葬儀によっても異なりますので、事前に葬儀社やお世話になっている寺院に確認しておくと安心です。

香典袋の表書きに注意

故人は亡くなると同時に成仏するというのが浄土真宗の考え方であり、他宗旨のように四十九日を迎えるまでの「まだ仏とはなっていない期間」がありません。

したがって、香典袋の表書きも「御霊前」とはせず、葬儀当日から「御仏前」とします。(御香典御香料などの表書きは宗旨問わず四十九日前後いつでも対応します)

お悔やみの言葉に注意

亡くなるとすぐに極楽往生すると説く浄土真宗には、極楽浄土へたどり着くまでの冥途(冥土への道)の概念がありません。

そのため、「冥土へ旅立つ」「冥福(死後の世界の幸福)を祈る」「草葉の陰(お墓の下)で見守る」といった言い回しは使わず、住職や門徒は「浄土に往生された」なとどいう言葉を用います。

告別式とは言わないことに注意

通夜に続く儀式を通常「告別式」と呼びますが、誰もが極楽往生すると説く浄土真宗では「故人ともいずれ極楽浄土で再会する」という考え方であり、死は最期の別れを意味しません。

そのため、「告別式(=別れを告げる儀式)」とは呼ばず「葬儀式」と呼びます

まとめ

浄土真宗の葬儀には他宗旨とは異なる特徴的な作法やマナーが少なからずあります。

しかし同時に、浄土真宗は国内最多の寺院数と信者数の宗旨であることから、全国で営まれる仏式の葬儀の中で浄土真宗の葬儀は、それなりの割合を占めていることも事実です。

浄土真宗の葬儀に関わる機会は、決して少なくないと考えられます。厳密な作法を求められるものではありませんが、いざというときに失礼のない対応ができるよう、最低限の作法とマナーを心得ておくと安心でしょう。

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