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浄土真宗

浄土真宗の葬儀の流れについて。特徴、マナーなどを分かりやすく解説

浄土真宗の葬儀の流れについて。特徴、マナーなどを分かりやすく解説

多くの宗旨・宗派のある仏教ですが、葬儀における細かな作法は異なっていても、大まかな流れは概ね同じという場合がほとんどです。 しかし、浄土真宗に関していえば「成仏」についての考え方が特有のものであることから、葬儀の作法・形態にもその違いが大きく影響しています。

本記事では、浄土真宗の特徴、歴史、宗派の違い、葬儀のマナーや流れ、葬儀費用などについて解説します。

浄土真宗とは

浄土宗の開祖である法然聖人の弟子に当たる親鸞聖人を宗祖とする宗旨です。

浄土宗との違い

師である法然聖人の開いた浄土宗では、極楽往生のための方法として修行ではなく、ただひたすら「南無阿弥陀仏」と唱えること(専修念仏)が重要であるとされています。

浄土真宗ではそうした考え方がさらに深化されており、ただ一度信心を起こして念仏を唱えるだけでただちに極楽往生が確定する(一念発起)という教義が特徴です。

浄土真宗の宗派

浄土真宗には主要なところだけでも10宗派ほど、その他にも数多くの宗派があります。ここではそうした中でも浄土真宗の2大宗派と呼べる宗派をご紹介します。

浄土真宗本願寺派

宗祖である親鸞聖人の墓所であったとされる廟堂(大谷廟堂)が寺格化された本願寺(通称:西本願寺)を本山とし、浄土真宗各宗派中で最多の信徒を持つのが浄土真宗本願寺派です。 実質的に浄土真宗の本派であるといえます。

真宗大谷派

徳川家康は、浄土真宗第11代宗主であった顕如(けんにょ)の長男・教如(きょうにょ)に対し寺領を寄進しました。その寄進された土地に建てられた東本願寺を本山とする宗派が真宗大谷派です。

なお、同派では、宗祖である親鸞聖人の墓所であった廟堂(大谷祖廟)は浄土真宗本願寺派が定めるものとは別であるとの立場をとっています。

「西」と「東」の歴史

「お西さん」と呼ばれる西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派と、「お東さん」と呼ばれる東本願寺を本山とする真宗大谷派は、もともとは一つの宗派であったものが分裂したもの。 そのため、どちらも親鸞聖人を宗祖とし、本尊は阿弥陀如来、教義にも違いはありません。

ではなぜ、西と東とに分かれているのでしょうか。 もとは一つであった宗派が西と東とに分かれた経緯として有力な説は、東本願寺の建立を後押しした徳川家康の政略であったというものです。

かつて浄土真宗は一向宗と呼ばれ、団結した門徒たち(浄土真宗では信徒を門徒と呼ぶ)の力は一向一揆でも知られるように強大で、施政者たちの脅威となるような一大勢力でした。

しかし、織田信長の時代の激しい戦い(石山合戦)において、和解か抗戦かで宗主親子間で意見が割れて以降は、親子が別々に活動している状態でした。

一向宗の脅威を恐れていた徳川家康はそうした親子間の溝を利用して、勢力を分断する目的で息子(教如)側に寺領を寄進したといわれ、そこに建立されたのが東本願寺です。

浄土真宗の葬儀の特徴

人は誰でも亡くなると同時に成仏が確定する(往生即成仏)と考える浄土真宗の葬儀は、極楽往生には供養が必要であるとされたり、成仏には修行が必要であるとされたりする他宗旨の葬儀とはその内容も異なってきます。 具体的には、他宗旨の葬儀で見られる次のような作法が存在しません。

末期の水

極楽へと向かうに当たり喉を潤すという意味合いがあるとされる末期の水の儀式ですが、死後すぐに極楽往生するとされる浄土真宗には「死出の旅路」の概念がありませんので行なわれません。

戒名

浄土真宗では、修行ではなくただ仏の力によってのみ救われるとされています。そのため出家に当たり戒名を授けてもらう(授戒)必要がなく、戒名もありません。 戒名の代わりに出家しない在家仏教徒用の法名(ほうみょう)が授けられます。

引導

故人を悟りの彼岸に導くのが引導ですが、往生即成仏を説く浄土真宗では故人を導く必要性はないと解釈されますので、引導の作法は行なわれません。

枕飾り

亡くなるとすぐに極楽往生して成仏するということは、故人は既にその場にはいないと考えられるということですので、枕飾りも必要ないとされています。

死装束

亡くなるとすぐに極楽浄土で仏となるという考え方ですので、死出の旅路に備えた死装束を故人に着せることはしません。

清めの塩

もとより仏教的な考え方からではなく、日本古来の死生観に由来するといわれている清めの塩ですが、「死=往生・成仏」と捉える浄土真宗においては、死は穢れではないという考えが明確なため、清めの塩は不要とされています。

友引を避けるしきたり

友人があの世へ引っ張られるとされる友引の葬儀を避けるのが一般的ですが、浄土真宗ではそうした考え方を迷信・俗信であるとして退ける立場を取っており、友引を避ける必要はないとされています。

浄土真宗の葬儀の流れ

浄土真宗の葬儀全体の流れを、浄土真宗本願寺派の場合と真宗大谷派の場合とに分けて確認しましょう。

浄土真宗本願寺派の葬儀の流れ

自宅での出棺勤行と斎場での葬場勤行とに分けて行なわれるのが本来ですが、現在では斎場でまとめて執り行われることが一般的です。全体の流れとしては、地域・寺院により変わってくることもありますが、概ね次のようになります。

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が葬儀会場に入場します。

開式

開式します。

帰三宝偈

『観経疏』にある帰三宝偈を唱え、教えへの帰依を表します。

路念仏

元来はその名の通り野辺送りの際に唱えられていたもので、独特の節回しで唱えられます。通夜会場と葬儀会場が別の場合はその間の移動中に唱えられます。

三奉請

諸仏を招き入れる偈文を唱えます。

導師焼香

僧侶が焼香します。

表白(ひょうびゃく)

迎え入れた諸仏を讃え、法要の趣旨を申し述べます。

正信偈(正式名称は正信念仏偈)

『教行信証』中の偈文「正信偈」を唱えます。 なお、故人は既に成仏しているとの考え方から、こうした読経は故人の供養のためではなく、あくまで仏への謝意を表すために行なうという位置づけです。

焼香

遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。

念仏

「南無阿弥陀仏」を唱えます。

和讃

諸仏と教えを讃えます。

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生に及ぼされ極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

導師退場

僧侶が葬儀会場を退出します。

閉式

閉式します。

喪主挨拶

喪主から参列者に向け挨拶を行ないます。

出棺

霊柩車でご遺体を火葬場へと移します。

火屋勤行(ひやごんぎょう)

火葬に先立ち、重誓偈などを唱えます。

火葬

ご遺体を火葬します。

還骨勤行

阿弥陀仏経の読経、念仏、和讃を唱和するなどして、骨壺に収めたご遺骨を祭壇に戻します。

真宗大谷派の葬儀の流れ

元来は、棺前勤行と葬場勤行の「葬儀式第一」と斎場勤行の「葬儀式第二」の2つの段階に分かれますが、自宅で葬儀を執り行なうことが少なくなった今日では、式次第も組み替えられるようになってきています。

全体の流れとしては、地域・寺院により変わってくることもありますが、概ね次のようになります。

遺族・参列者入場

遺族や一般参列者が葬儀会場に入場します。

導師入場

僧侶が葬儀会場に入場します。

開式

開式します。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

伽陀(かだ)

諸仏の来場を請う声明を詠い、同時に僧侶が席についたことを知らせます。

勧衆偈(かんしゅうげ)

衆生に信心を勧める偈文を唱えます。

短念仏

「南無阿弥陀仏」の念仏を10遍唱えます。

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生に及ぼされ極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

三匝鈴(さんそうりん、さそうれい)

小さいものから大きいものへ、あるいは大きいものから小さいものへと順番にお鈴を鳴らします。

路念仏

元来はその名の通り野辺送りの際に唱えられていたもので、独特の節回しで唱えられます。通夜会場と葬儀会場が別である場合はその間の移動中に唱えられます。

表白(ひょうびゃく)

迎え入れた諸仏を讃え、法要の趣旨を申し述べます。

三匝鈴(さんそうりん、さそうれい)

小さいものから大きいものへ、あるいは大きいものから小さいものへと順番にお鈴を鳴らします。

弔辞

弔辞を読み上げます。

正信偈(正式名称は正信念仏偈)

『教行信証』中の偈文「正信偈」を唱えます。

焼香

遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。

短念仏

「南無阿弥陀仏」の念仏を10遍唱えます。

和讃

諸仏と教えを讃えます。(念仏と和讃の組み合わせを複数回繰り返します)

回向

阿弥陀如来の功徳があまねく衆生に及ぼされ、極楽往生することを喜ぶ回向文(えこうもん)を唱えます。

総礼(そうらい)

全員で合掌し、念仏を唱えます。

導師退場

僧侶が葬儀会場を退出します。

閉式

閉式します。

喪主挨拶

喪主から参列者に向け挨拶を行ないます。

出棺

霊柩車でご遺体を火葬場へと移します。

火屋勤行(ひやごんぎょう)

火葬に先立ち、重誓偈などを唱えます。

火葬

ご遺体を火葬します。

還骨勤行

阿弥陀仏経の読経、念仏、和讃を唱和するなどして、骨壺に収めたご遺骨を祭壇に戻します。

浄土真宗の葬儀のマナーについて

仏式の葬儀のマナーは宗旨を問わず概ね同じですが、浄土真宗の葬儀特有のマナーも存在します。

お焼香の作法

一礼・合掌し、右手の3本指(親指・人差し指・中指)でつまみ上げた抹香を香炉に落として薫じるのは他宗旨と同様ですが、この際額の前で押し頂くことをしないのが浄土真宗の作法の特徴です。 焼香回数は本願寺派では1回、大谷派では2回とされています。

数珠(念珠)の特徴と作法

浄土真宗では数珠(念珠)に特段の決まりはなく、珠の数も形も自由です。また、念仏も回数を求められないため珠を繰ってカウントする必要がなく、回数を数えられるようなつくりとはなっていません。

持ち方は、本願寺派では房が下に来るようにして数珠(念珠)を両手にかけます。大谷派では、房が上から下方向に垂れるようにして両手にかけ、親珠を両手の親指と人差し指で押さえるようにして持ちます。

女性用に多い2連のものも、2連にする点以外は同じ持ち方をします。

浄土真宗の葬儀の費用について

浄土真宗の葬儀の費用相場は、仏式の他宗旨の葬儀の場合と概ね同じですが、葬儀スタイルによって相場は変わってきます。

一般葬の場合の費用相場

親族だけでなく、仕事関係のつきあいのある人や、友人・知人、近所の人まで広く参列してもらう一般葬の場合、葬儀一式の費用相場は約100~120万円程度です。(お布施含まず)

家族葬の場合の費用相場

遺族のほか、主に親族やごく近しい人たちだけで営む家族葬の場合、葬儀一式の費用相場は約80~100万円程度です。(お布施含まず)

一日葬の場合の費用相場

通夜と告別式とを2日間かけて営むのではなく、告別式だけを執り行なうことにより葬儀全体を1日で営むスタイルの一日葬の場合、葬儀一式の費用相場は約30~60万円程度です。(お布施含まず)

お布施の相場

仏式の葬儀全体でのお布施の平均金額は約47万円ですが、浄土真宗では戒名料が発生しないため、他の宗旨と比較しても安めの傾向です。

葬儀会社を選ぶポイント

浄土真宗の葬儀を営むに当たり、葬儀会社を選ぶ際のポイントは他宗旨の葬儀の場合と変わりませんが、具体的にどういった点に着目すればよいでしょうか。

内容明瞭なセットプランが用意されている

必要なものがひと通り含まれていて費用目安を把握しやすいセットプランは、大半の葬儀会社で設定されていますが、セットプランを謳っていながらプランに含まれる内容が明瞭でない場合、後になって予想外の追加料金が発生することも考えられます。

カバーされる範囲が、明確に示されたセットプランを提示してくれる葬儀会社を選ぶと安心でしょう。

急かしてくる業者は要注意

生前に葬儀会社を選んでおいたケースを除き、葬儀会社選びにあまり時間はかけられません。 そのことをよく知っている葬儀会社の中には契約を急かすところもありますが、そうした葬儀会社の場合、その後往々にしてトラブルが起こりがちです。 納得のいくまで説明を受けて契約しましょう。

浄土真宗の葬儀に参列する場合について

浄土真宗の葬儀に参列する際のマナーや気をつけたい点にはどういったものがあるでしょうか。

香典袋の表書きに注意

故人は亡くなると同時に成仏するというのが浄土真宗の考え方であり、他宗旨のように四十九日を迎えるまでの「まだ仏とはなっていない期間」がありません。

香典袋の表書きも「御霊前」とはせず、葬儀当日から「御仏前」とします。(御香典、御香料などの表書きは宗旨問わず四十九日前後いつでも対応します)

お悔やみの言葉に注意

亡くなるとすぐに極楽往生すると説く浄土真宗には、極楽浄土へたどり着くまでの冥途(冥土への道)の概念がありません。

そのため、「冥土へ旅立つ」「冥福(死後の世界の幸福)を祈る」「草葉の陰(お墓の下)で見守る」といった言い回しは使わず、住職や門徒は「浄土に往生された」なとどいう言葉を用います。

告別式とはいわないことに注意

通夜に続く儀式を通常「告別式」と呼びますが、誰もが極楽往生すると説く浄土真宗では「故人ともいずれ極楽浄土で再会する」という考え方であり、死は最後の別れを意味しません。 そのため、「告別式(=別れを告げる儀式)」とは呼ばず「葬儀式」と呼びます。

まとめ

浄土真宗の葬儀には他宗旨とは異なる特徴的な作法やマナーが少なからずあります。 浄土真宗は国内最多の寺院数と信者数の宗旨であることから、全国で営まれる仏式の葬儀の中で浄土真宗の葬儀は、それなりの割合を占めています。 そのため、浄土真宗の葬儀に関わる機会は決して少なくないと考えられます。

厳密な作法を求められるものではありませんが、いざというときに失礼のない対応ができるよう、最低限の作法とマナーを心得ておくと安心でしょう。

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