葬儀ローンとは?申請方法やメリット・デメリットについても解説
本記事のポイント
- 葬儀ローンとは葬儀費用の支払いを分割払いにて行うための金融サービス
- 葬儀ローンの窓口は①葬儀社が提携している信販会社②銀行③労働金庫や信用金庫の3つに分かれる
→それぞれで与信審査のスピードや金利が異なる - 葬儀社を経由した葬儀ローンは葬儀の打合せ中に並行して進められるため、遺族の負担が軽減できる
葬儀が終われば葬儀費用の支払いが待っています。どのような葬儀を行うかによって上下しますが、葬儀費用は数十万円から数百万円と多くの方にとって高額な支払いとなります。
また、事故や病気の急変などで急に亡くなられた場合は、手元に葬儀費用として支払える現預金が充分に無いということもあるかもしれません。
そこで、分割で支払う葬儀ローンを利用したいと考える方もいらっしゃるでしょう。今回は、申請方法や利用に関するメリット・デメリットなど葬儀ローンについて解説いたします。
葬儀ローンとは
葬儀ローンとは、葬儀費用の支払いについて分割払いを行うための金融サービスです。一般的に、葬儀費用は葬儀の当日から1週間~10日程度を期限として、一括で葬儀社などに支払う必要があります。
しかし、手元に一括で葬儀費用を支払える現預金がなかったり、諸事情で手元の現預金に手を付けたくないという場合も考えられます。
このような場合に喪主は信販会社や金融機関などから借り入れて、葬儀費用を支払うことが可能です。
ただし、葬儀ローンは誰でも利用できるわけではなく、年齢、職業、勤務年数、年収、既存の借入の有無や残高などをもとに行われる与信審査に通らなければなりません。
誰でも利用できるサービスではないということは念頭に入れておきましょう。
※参照:お金を借りる方、借りている方へ-金融庁
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葬儀ローンの種類
葬儀ローンは主に3種類に分かれます。それぞれの特徴をつかんでいただくために、各種を比較してみました。
なお、それぞれの特徴の中で記載している金利や限度額などは与信審査の結果によって大きく変わってきますので、あくまで参考情報としてお考えください。

葬儀社が提携している信販会社
葬儀社によっては信販会社と提携をしており、セレモニークレジットといった分割払いサービスを利用できます。
銀行の葬儀ローンと比較すると金利は高めですが、審査基準が緩く与信審査のスピードが速い傾向にあります。
葬儀の打合せと並行して申請手続きや審査の準備を進められるため、遺族にとって負担がかかりにくい点がメリットでしょう。
| 与信審査のスピード | 通常1~2時間程度、長くても半日~1日で完了 |
| 金利相場 | 8~18% |
| 限度額 | 10万円~500万円 |
| 返済回数 | 1~84回 |
| 利用できる年齢 | 20~70歳以下(完済時の年齢) |
| 保証人 | 原則不要 |
※金利や限度額などは与信審査の結果によって大きく変わってきますので、あくまで参考情報としてお考えください
銀行
銀行では用途を限定しない「フリーローン」や「多目的ローン」を利用して、葬儀費用を借り入れるのが一般的です。金利相場は年5%〜15%程度と、信販会社よりは低めの傾向にあります。
ただし、与信審査が終わるまで2週間程度を要するケースもみられるため、葬儀費用の支払期限に余裕がある方が適しているでしょう。
申し込みの際には、収入証明書や住民票などの書類提出を求められることが多いため、あらかじめ準備しておきたいところです。
| 与信審査のスピード | 通常5~7日程度、長くて2週間が目安 |
| 金利相場 | 5~15% |
| 限度額 | 10万円~500万円 |
| 返済回数 | 6~120回 |
| 利用できる年齢 | 20~65歳以下(完済時の年齢) |
| 保証人 | 原則不要 |
※参照:クレジットカードとローン|成年年齢引下げとお金のだいじな話-一般社団法人 全国銀行協会
※金利や限度額などは与信審査の結果によって大きく変わってきますので、あくまで参考情報としてお考えください
労働金庫や信用金庫
労働金庫や信用金庫も銀行と同様にフリーローンなどを利用しますが、一部では葬儀専用のローンを提供している場合もあります。
金利相場が年2.5%〜10%程度と、他のローンに比べて低い傾向にあるのが大きな魅力です。一方で、与信審査は厳しい傾向にあり、提出書類も多くなる場合があります。
審査には最短3日〜1週間程度かかるため、申請は早めに行いましょう。
| 与信審査のスピード | 最短で3日程度、通常1週間程度 |
| 金利相場 | 2.5~10% |
| 限度額 | 10万円~500万円 |
| 返済回数 | 3~84回 |
| 利用できる年齢 | 20~75歳以下(完済時の年齢) |
| 保証人 | 原則不要 |
※金利や限度額などは与信審査の結果によって大きく変わってきますので、あくまで参考情報としてお考えください
葬儀ローンの申請方法
葬儀ローンの種類がわかったところで実際の申請方法を確認していきましょう。葬儀社が窓口となる場合と金融機関の場合で流れが異なるため、それぞれの流れを説明します。
葬儀社が提携している信販会社の場合
葬儀社が提携している信販会社の場合は以下のように申請手続きを進めます。
- 葬儀の打ち合わせ時などに、葬儀社の担当者にローンを利用したい旨を伝える。
- 申込書に必要事項を記入するか、専用フォームにアクセスして情報を入力する。その後の審査手続きは、主に葬儀社が進めてくれる。
- 審査に通過した場合、契約書に署名・捺印をして手続き完了。
葬儀社経由のローンは基本的には収入証明書などの書類を求められませんが、葬儀社や信販会社によっては必要となる場合もあります。申請を検討している際に、前もって聞いておくとスマートでしょう。
銀行や信用金庫などの金融機関の場合
銀行や信用金庫などの金融機関の場合は以下のように申請手続きを進めます。
- 金融機関の窓口やインターネットでローンの申し込みを行う。
- 申込書類に記入して提出すると、仮の与信審査が行われる。
- 仮審査に通ると、主に収入証明書などの必要書類を提出して本審査に進む。
- 本審査を通過後、正式な契約書類に署名・捺印をして融資が実行される。
求められる必要書類は金融機関によって異なるため、事前に確認しておきます。
葬儀ローンの4つのメリット
葬儀ローンを利用するメリットは主に4つあります。

手元にお金がなくても葬儀が行える
急な葬儀でまとまった現金が用意できなくても、希望に近い葬儀を執り行いやすくなります。
資金的な理由で、直葬など小規模な形にせざるを得ない方は利用を検討してみると良いでしょう。
一時的に現金の支出が軽減される
手元の預貯金に手を付けずに葬儀費用を支払えるため、当面の生活費や不測の事態に備えることができます。
また、返済も分割払いができるため負担を最小限に抑えられます。
借入の上限額が高い傾向にある
資金の使い道が葬儀費用に限定されているため、一般的なカードローンなどに比べて利用限度額が高く設定されている傾向があります。
手持ちの費用を超えた商品やサービスが利用できる
もっと立派な葬儀にしたいとか、もっと華やかな葬儀にしたいと思っても、手元にある現預金では足りない場合もあります。
葬儀ローンを利用することで、手元にある現預金を超える葬祭用品やサービスを葬儀社に依頼にすることも可能となります。
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葬儀ローンの4つのデメリット・注意点
葬儀ローンを利用するデメリットは主に4つあります。

分割手数料や支払利息が発生する
ローンを利用すると手数料や利息がかかるため、実際に支払う総額は一括で支払う場合よりも高くなります。
返済回数が多くなったり借入額が大きくなるほど手数料や利息の負担は増えるため、事前に返済シミュレーションをしておくと安心です。
申込者が高齢の場合には利用できないことがある
ローン商品には「完済時の年齢が70歳以下」といった年齢制限が設けられていることが多く、申込者の年齢によっては利用できない場合があります。
そのため65歳以上の方は、あらかじめ年齢面で問題はないか確認しておくとスムーズです。
与信審査に時間がかかることがある
特に銀行や信用金庫のローンは、与信審査に数日から数週間かかることがあり、葬儀社が定める支払期限に間に合わない可能性があります。
葬儀社に事情を説明して、可能であれば支払期限の延長を依頼するのも手です。
与信審査に通らなかった場合のことも考えておく
ローンを申し込んでも、審査に通るとは限りません。
万が一審査に通らなかった場合に備え、クレジットカードでの支払いや、親族からの借入、葬儀に関する補助金の利用など、他の支払い方法もあらかじめ検討しておくことが重要です。
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まとめ
今回は、葬儀ローンについて解説いたしました。 葬儀ローンは、一時的な現金支出を抑えることが出来るという大きなメリットがあります。また手元資金を上回る、規模の大きな葬儀やオプションを追加した葬儀内容を希望する場合にも葬儀ローンは適切です。
一方、デメリットとなる部分もあり、また返済期間や手数料率・金利など充分に考えておくべき大切なポイントがあることもお解りいただけたのではないでしょうか。 今回の内容を参考に、ぜひ上手に葬儀ローンを利用してください。
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安心葬儀お客様センター0120-99-1835 までお電話ください。相談員がお客様から希望する葬儀内容、ご要望等をお伺いいたします。24時間365日対応・通話無料です。
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ステップ2
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もし急ぎで病院・警察からの移動を求められている場合は、すぐにお伺いして指定場所まで搬送することも可能です。※葬儀を行う地域や条件によっては複数社紹介が難しい場合もございます。
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ステップ3
葬儀社との打合せ/葬儀日程や内容の確定
葬儀社と葬儀について具体的な内容を話していきます。内容面、費用面など比較検討の上、条件に合う葬儀社が見つかりましたらお申し込みください。
※万が一ご紹介した葬儀社が合わない場合、他の葬儀社のご紹介も可能ですので遠慮なくお申し付けください
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