偲ぶ会の意味とは?一般的な形式についても紹介します
これまでの「偲ぶ会」は、著名人や企業の重鎮が亡くなった場合などに営まれることが一般的でした。しかし近年では、一般の方が亡くなった場合にも偲ぶ会を営むケースが増えています。
ですが、会の意味や一般的な葬儀との違い、式次第の内容など、詳細について知らない方が多いのではないでしょうか。
この記事では、偲ぶ会を開催する際に必要な知識や知っておきたい内容をまとめました。
偲ぶ会の意味と利点とは
「偲ぶ会」とはどういった意味合いを持つ会なのか、偲ぶ会を営むことでどんな利点があるのかを見ていきましょう。
偲ぶ会とは
「偲ぶ会」は、葬儀は親族や近親者のみで執り行い、後日に一般の会葬者を招いて故人を追悼する会のことです。
宗教色が薄く、会費があらかじめ決まっていることが多いのも偲ぶ会の特徴です。
意味合いとしては「お別れの会」に近く、同じものと捉えてもよいでしょう。
違いがあるとすれば、お別れの会は四十九日までの期間など葬儀を終えてからあまり月日が経過しないうちに催されるのに対して、偲ぶ会は四十九日以降など、葬儀からしばらく期間をおいてから開催されるのが一般的です。一周忌を区切りとして行う場合もあります。
偲ぶ会やお別れの会の会場には、セレモニーホールだけでなくホテルなども使用されます。
式では、故人の足跡をたどって参加者が思い出を語り合います。また、会食を行うことで、通夜振舞いや精進落としのような意味合いも持たせることができます。
偲ぶ会の利点
近年は、身内だけで葬儀を行う家族葬を選ぶ遺族が増えています。
こういった場合も偲ぶ会を催すことで、家族葬に参列できなかった人にも、共に故人を追悼する場を提供することができます。
また、亡くなって数日中に営む葬儀と異なり、日程にある程度の余裕があるので、参列者が参加しやすいというメリットもあります。
急な逝去で葬儀に出席できなかった人にとっては、故人とのお別れの機会を得ることになります。
また、故人の思い出を語り合うことで、近しい人を失った悲しみや喪失感を癒すグリーフケアの効果も期待できます。
偲ぶ会の形式とは
偲ぶ会の形式については、特別な決まりはありません。
参列する人数にもよりますが、会食をともなう無宗教スタイルで行われることが多く、儀式色は薄いのが一般的です。会場にはホテルが選ばれることが多いようです。
ホテルであれば、飲食や宿泊のための施設が整っており、会食を用意しやすく、遠方からの参列者にとっても便利という利点もあります。故人の好きだった料理やお酒を振舞うなど、充実した施設を活かす演出も可能です。
偲ぶ会は、葬儀から日が経っていることやホテルという会場の特性、会食と語らいを中心にした形式により、和やかな雰囲気の会になる傾向があります
ホテルで偲ぶ会を行う際の注意点
ホテルのスタッフが葬祭に充分に慣れていない可能性もあるので、注意が必要です。
ホテルは焼香や読経ができないところが多いので、仏式の会を希望する場合は条件に合うホテルを探す必要があります。
また、遺骨を持ち込む場合も、事前に可能かどうかを確認しましょう。
偲ぶ会に参列する際のマナー
偲ぶ会に参列する際のマナーについても確認しておきましょう。
偲ぶ会の香典
偲ぶ会は会費制で行われることが多いようです。その場合、案内状に記載されている会費の金額のみ用意すれば問題ないでしょう。多めに包んだり、別で香典を用意したりする必要はありません。
会費は1万円~1万5000円程度が相場です。
案内状に会費や「香典辞退」などの記載が特になければ、香典を持参します。
香典の相場も、会費と同程度でよいでしょう(1万円~2万円程度)
偲ぶ会の服装
偲ぶ会に出席する際の服装は、平服でよいとするのが一般的な考え方です。中には、施主が服装を指定している場合もありますので、まずは案内状を確認しましょう。
ホテルが会場となる会食を中心とした式が多いので、喪服では雰囲気にそぐわないことも少なくありません。喪服や黒ネクタイなどの着用はNGとなっているホテルもあるので、特に指定されていない限り喪服は避けた方がよいでしょう。
ただし、故人とのお別れをする会ですので、「平服」といっても普段着ということではなく、Tシャツとジーパンといったカジュアルすぎる服装や派手な色合いの服装は避けるようにしてください。
男性は落ち着いた色合いのスーツ、女性も紺やグレーといった上品な色合いのワンピースなどを着用すればよいでしょう。
まとめ
「偲ぶ会」は、通夜・葬儀とは別に、故人とお別れをするために催す会です。
身内だけの家族葬に参列できなかった人、何らかの事情で葬儀に参列できなかった人に故人とのお別れの場を提供します。
偲ぶ会は会食をともなう無宗教形式で行われることが一般的で、ホテルが会場となることが多いです。
会では故人の足跡をたどって参加者が思い出を語り合い、参列に対するもてなしや、生前の故人との付き合いに対する感謝の意味合いを込めた会食の機会を持ちます。
服装は基本的に案内状の指定に従い、平服の場合は落ち着いた色合いのスーツやワンピースなどを着用しましょう。
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