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葬儀の知識

葬式の流れがすぐわかる!マナーや礼儀作法も徹底解説

葬式の流れがすぐわかる!マナーや礼儀作法も徹底解説

この記事では、お葬式の流れについて解説いたします。宗教や宗派の違い、あるいは家族葬や一般葬などのスタイルが違いなど、お葬式のかたちも実にさまざまですが、全体の流れはそう変わりはしません(ただし、地域性によって若干の違いが生じることはあります。)。 ここでは、東京都内の一般的な仏式葬儀を例にとり、お葬式がどのような形で進んでいくのかをご紹介いたします。

お葬式全体の流れ

どのようなスタイルをとるにせよ、お葬式は、【お迎え】→【打ち合わせ・準備】→【セレモニー】→【火葬】の4段階で進んでいきます。これを時系列で表すと次のようになります。 初日 危篤・臨終 故人さまがいる病院に駆けつけます

初日 危篤・臨終 故人さまがいる病院に駆けつけます
葬儀社選び 葬儀社を決め、連絡します
搬送〜安置 ご自宅や安置施設にご遺体を搬送します
打ち合わせ 葬儀日程、プランなどを決めていきます
準備・手配 葬儀に必要なもろもろのものを準備します
2日目 納棺 故人さまを棺の中に納めます
通夜式 夕刻より通夜式を執り行います
3日目 葬儀・告別式 葬儀・告別式を執り行います
出棺〜火葬 火葬場へ向けて出棺、そして火葬されます
初七日法要 式場や寺院に戻って初七日法要を執り行います
帰宅 帰宅して、四十九日間お祀りする祭壇を設えます

 

なお、ここで記載した時系列はあくまで一例です。実際には、ご逝去から通夜までが数日空くケース、通夜をしないケース、初七日法要を葬儀式中に執り行うケースなどもあります。

初日 ご逝去から打ち合わせまで

大切なご家族が息を引き取られてから、お葬式の動きは始まります。ご逝去当日には、故人さまをしかるべき場所に安置して、葬儀社との打ち合わせの中で葬儀の方針を決めていきます。

危篤

病院から危篤の連絡が入ったら速やかに駆けつけましょう。また、その人の息がまだあるうちに会ってもらえるよう、親族はじめ身近な人にも至急連絡します。

連絡する範囲の目安としては、まずは親族(一般的には3親等まで)ですが、親族であるかどうかを問わず、本人が最期に会っておきたいと願うであろう相手がいれば、連絡して会ってもらえるようにすることが最善でしょう。

大人数が病室を訪れることを避けるため、病院側より連絡先を限定するよう指示が出ることもあります。そうした場合にはその指示に従い、限られた人にのみ知らせるようにします。

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臨終

危篤状態より快復することなく息を引き取ると、臨終となります。医師が死亡確認を行ない、死亡診断書を発行します。発行された死亡診断書は役所への死亡届提出時に必要となりますので、大切に保管しましょう。

ご遺体は、看護師による清拭やエンゼルケアがなされてからご家族に引き渡されます。その間に入院時の荷物を取りまとめ、入院費の支払い方法について確認しておきましょう。

事前に葬儀を決めている場合は速やかに連絡して、お迎えに来てもらうよう依頼しましょう。

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葬儀社選び

 さて、急なことで葬儀社を決めていない人も大変多く、その場合はこの段階で葬儀会社を決めなければなりません。なぜならご遺体を病院から運び出さなければならないからです。

慌ただしい中での葬儀会社選びとなります。納得のいくお葬式のためには複数社から見積もりを取った上で決定するのが望ましいのですが、とてもそんな余裕はないでしょう。

どうしても決めきれない場合は、まずは搬送だけを依頼して、それからじっくり葬儀会社を選んでいってもよいでしょう。

 

遺体搬送

ご遺体を病院から安置場所に搬送します。安置場所には主に自宅が挙げられますが、最近は葬儀社や火葬場の安置施設を利用するケースも増えています。

寝台車には遺族が1人同乗できます。また、葬儀社によっては思い出の場所に立ち寄ってくれるサービスを行うところもあるようです。

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安置

葬儀までの間、ご遺体を安置します。遺体は死後24時間以上が経過してからでなければ火葬できないと法律で定められています。

自宅に安置する場合、故人とのお別れの時間をゆっくりと過ごせます。ご遺体の保全のために葬儀社がドライアイスの手当てをしてくれますが、その上で冷房のある部屋であればなお安心です。ご遺体はお布団に寝かせ、その手前には「枕飾り」と呼ばれる祭壇を組んでお参りができるようにします。

葬儀会社の安置施設で安置する場合は、必要なケアは葬儀会社側で行なってもらえるため、遺族の負担は軽減されます。ただ安置の形式次第では施設の利用料が発生するので費用面での負担は増します。また、他のご家族のご遺体も安置していることもあり、面会やお参りにはさまざまな制限があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

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打合せ

葬式の日程や会場、喪主を誰にするか、どこの寺院にお勤めをお願いするか、プランの決定、祭壇や棺などのグレード、料理や返礼品などの商品決定、参列者の席次、葬儀当日に受付係をお願いしたい人などについて葬儀会社の担当者と打ち合わせし、決めていきます。

日程については、亡くなった日の翌日夜に通夜、その翌日に葬儀・告別式ということが一般的です。

しかしながら、その日に葬儀を行なうと友をあの世へ引っ張るといわれている友引の日や、火葬場の混雑状況なども考慮して決めるため、必ずしもその限りではありません。

葬儀社の見積書もこの段階でよく確認するようにしましょう。決定権は喪主はじめ遺族にありますが、葬儀会社は地域の葬儀事情に通じていますので、そのアドバイスも取り入れながら検討するのがおすすめです。

準備・手配

葬儀社との打ち合わせが済みましたらもろもろのことを準備、手配していきます。

訃報の連絡

葬儀に参列してほしい親族や参列者に訃報を流します。訃報には故人の名前や命日だけでなく、葬儀日程、場所なども詳しく明記します。書式は葬儀社が用意してくれます。また、家族葬など、参列者を制限する場合は訃報の流し方を充分に気をつけましょう。

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お手伝いの手配

葬儀の規模によっては受付や駐車場など、お手伝いの方を手配しなければならないこともあります。お手伝いは通常、近隣の方、友人や知人、職場関係の人にお願いします。葬儀社との打ち合わせの上、必要な人員を手配しましょう。

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遺影写真の準備

遺影を作成するための写真を準備します。葬儀では遺影を見て手を合わせ、その後も故人の面影としてあとに残るのが遺影です。故人らしく、明るい笑顔のものを選んであげましょう。

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供花・供物の取りまとめ

親族内の供花や供物の取りまとめをします。差し出す方の名前も一字一句間違いがないよう葬儀社に伝えます。

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あいさつの準備

お葬式の中で何度かあるあいさつの準備をしておきます。

これらすべてを喪主ひとりで行うのは大変な負担になります。家族の中で役割分担しながら、また葬儀社にアドバイスをもらいながら進めていきましょう。

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2日目 納棺〜通夜式

葬儀の方針が決まり、いよいよ故人さまを送り出すためにお葬式が動き出します。ご遺体をを棺の中に納め、そして葬儀式場にお柩をご安置して、通夜の夜を迎えます。

納棺式

通夜に先立ち、ご遺体を棺に納めます。納棺は近しい家族や親族が揃って行うのが慣例です。ただご遺体を棺の中に納めるだけなのに、あえて儀式にしているところに、昔から日本人が納棺を大切にしていたことがうかがい知れます。納棺は【湯灌】→【旅支度】→【納棺】の順に執り行われます。

湯灌

ご遺体のお肌をきれいに拭き清めます。手、脛、足の肌を立会いの親族が順番に吹いていきます。湯灌師による本格的な湯灌を希望すれば、部屋の中に浴槽を持ち込んで、ご遺体を全身くまなくきれいに清めてもらえます。

旅支度

四十九日の旅の支度をします。手甲、脚絆、足袋を家族や親族の手でとりつけます。宗教宗派によっては別の形をとります。

納棺

ご遺体を棺の中に納めます。副葬品(ご遺体と一緒に納めるもの。故人さまの愛用の品だったものお手紙など)があれば、この時に用意しておきましょう。

状況によっては納棺を葬儀社に一任することもあります。

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通夜式

通夜式では僧侶を招いて読経をしてもらいます。元来は、葬儀を控えて遺族や親族が夜通し故人のそばにいて線香を絶やさないようにしていた「非公式なお別れの場」がお通夜でした。

告別式は読んで字のごとく「別れを告げる儀式」ですが、お通夜はもともと故人との別れの場ではなく、故人とともに過ごし慰める時間であり、告別式とは性質が異なっていたのです。

しかし今日では、告別式に参列できない人のためのお別れの場の意味合いで夕刻から2~3時間ほどかけて営まれることが一般的となっており、お通夜と告別式の意味や役割は同じようになってきているといえます。

喪主や遺族としてはこの時に初めて葬儀会館に足を踏み入れるということもあるでしょう。

通夜の開式前には次のようなことを行います。

  • 当日の全体の流れ
  • 遺族、親族、参列者の席次
  • 供花や供物の順番や名前の確認
  • 親族の受けいれ
  • お手伝いへの受け入れと御礼
  • 僧侶への挨拶

お通夜の進行については葬儀会社側が受け持ちますので、喪主はじめ遺族は弔問客への挨拶・応対に専念しましょう。

通夜式の流れはのちほどご紹介いたします。 通夜終了後は、別室に料理を用意し参列者にふるまいます。(通夜振る舞い)

飲んだり食べたりしながら故人を偲んで語らってほしいという思いに基づいた、喪主から参列者へのふるまいですので、喪主はお酒を注いで回るなどしつつ弔問客ひとりひとりにお礼を述べるようにします。

宿泊可能の式場であれば、ごく親しい親族は宿泊し、あとの人たちは午後8~9時を目安に帰宅します。

3日目 葬儀・告別式〜火葬〜初七日法要

葬儀・告別式

葬儀・告別式でも、お通夜と同じように僧侶を招いて読経をしてもらいます。葬儀と告別式の違いは、葬儀は宗教的なお見送りの儀式であり、告別式は社会的なお見送りの儀式であると思えばよいでしょう。

葬儀・告別式の進行については葬儀会社側が受け持ちますので、喪主はじめ遺族は参列者への挨拶・応対に専念しましょう。葬儀告別式の細かい流れはのちほどご紹介いたします。

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出棺〜火葬

遺族・親族は、葬儀会社側が手配するマイクロバスやタクシー、あるいは自家用車にて火葬場へと向かい、ご遺体を火葬します。(火葬場に併設された葬儀式場の場合は移動不要)

火葬場で納めの式(棺を炉に納める前の読経や焼香)を行なう場合には僧侶が同行します。

東京をはじめ、多くの地域では告別式閉式後に火葬となるのが一般的ですが、一部地域によっては葬儀前に火葬を行なう場合もありますので、地域の葬儀事情・慣習に詳しい葬儀会社側の差配に従いましょう。

火葬する際に必要となる火葬許可証も葬儀会社側で手配してくれることが大半です。なお、骨上げ(遺骨を骨壺に収める儀式)などの火葬場での作法については、火葬場の担当者の指示に従います。

火葬場での流れは次のようになります。

  • 火葬場到着
  • 最後のお別れ(棺のふたを開ける)
  • 火葬
  • 炉前での読経と焼香
  • 待機(約1時間)
  • 骨上げ

初七日法要

火葬を終えると式場や寺院に戻って初七日法要を行います。

本来はお亡くなりになった日を1日目として数えて7日目に故人の供養のために営む法要が初七日法要です。(日にちの数え方は地域によって例外もあります)

しかし、親族が集まることが昔よりも難しくなってきていることから、近年では本来の7日目に代え告別式当日の火葬後に営むこと(繰り上げ初七日)が増えています。

また、前倒しする形で式中初七日(繰り込み初七日)といわれる、葬儀・告別式の式中に組み込む場合もあります。

法要自体は僧侶や葬儀会社側で進めてくれます。僧侶の読経の中で、再度焼香をします。

遺族側で行なうべきこととしては初七日法要終了後に設けられることの多い精進落としの席での喪主による挨拶程度です。

四十九日法要

命日を1日目として数えて49日目に営む法要が四十九日法要ですが、今日では親族の集まりやすさを考慮して当日より前の週末などに行なうことが一般的です。満中陰法要、忌明け法要と呼ばれることもあります。

宗派によっては例外もありますが、四十九日をもって故人は成仏すると考えられているため、白木の位牌から本位牌に切り替えます。また、お墓の準備ができている場合は併せて納骨式を執り行なうことも多いようです。

遺族側の準備としては、必要に応じて事前に位牌を用意し、法要後の会食の手配など、納骨式に備えておきましょう。

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お通夜での流れ

お通夜の流れをより細かく見ていきましょう。

会場準備

通夜会場の受付は、お通夜開始時間の30分前から開始するケースが多く、開始時間の1時間ほど前には葬儀会社担当者から受付係への各種説明がなされるようです。遺族はお通夜開始の概ね1~2時間前には会場入りしておきます。

なお、受付で必要となるアイテムについては、すべて葬儀会社側で整えてくれている場合がほとんどですが、喪主として事前にそれらのアイテムの有無をひと通り確認しておきましょう。

受付開始

受付開始と同時に弔問客が増えていきます。喪主はじめ遺族はお悔やみの言葉を受けることになりますが、その際会場出入口まで自ら出向くことはせず、常に祭壇脇の位置で弔問を受けるのがマナーです。

読経・焼香

僧侶による読経の最中に、喪主→喪主以外の遺族→親族→一般参列者の順で焼香を行ないます。焼香の回数や数珠の持ち方は宗派により異なりますが、宗派ごとの作法が厳密に求められることはまずありませんので、心配は無用です。

お通夜終了・通夜振る舞い

お通夜が終了後、別室にて通夜振る舞いをするのが一般的です。通常、お通夜終了時に喪主から参列者に向けて手短に挨拶が行なわれますので、その挨拶中に通夜振る舞いについても案内しておくとスムーズでしょう。

通夜振る舞いまで終了後、特に喪主は疲れが溜まっていることと思いますので、できる限りゆっくりと身体を休め、告別式に備えるようにします。

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葬儀・告別式の流れ

お通夜に続き、葬儀・告別式の流れをより細かく見ていきましょう。

会場準備

遺族は、葬儀開始時間の1時間ほど前には会場入りし、葬儀会社担当者と段取り確認などをしましょう。また、受付の準備状況もチェックします。

受付開始

喪主はじめ遺族は参列者への挨拶・応対を行ないますが、お通夜同様に祭壇脇から動かないのが基本です。

読経・弔電・焼香

僧侶による読経が一旦終わったタイミングで、司会者より弔電が紹介されます。弔辞が読まれるケースもありますので、読み手から一礼を受けた際は、遺族側からも黙礼を返すようにします。

その後再び読経が始まったら、司会者の案内に従い焼香します。

出棺

告別式が閉式となった後、遺族・親族は棺に花を入れてご遺体の周囲を飾る(別れ花)などし、故人との最後の別れを行ないます。 その後、棺を霊柩車まで運び、会場外などで待機している一般参列者に対し、喪主から挨拶を行ないます。

なお、告別式終了後から火葬までの一連の流れは遺族を中心にして運ぶため、遺族はあまりバラバラにならずに固まっているほうがスムーズに進むでしょう。

精進落とし

元来、精進落としは、忌明けとなる四十九日をもって精進料理から通常の料理へと戻すことを指していましたが、現在では火葬を終えて初七日法要を行なった後に設けられる宴席へと姿を変えています。

遺族から参列者(主に親族)への感謝の気持ちの意味合いが強い精進落としですが、故人の供養の意味合いもありますので、たとえば乾杯ではなく献杯(故人に捧げる杯。杯同士を打ち合わせない)とするなどの点に注意しましょう。

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お葬式をスムーズに行なうには

お葬式の進行を受け持つのは葬儀会社側であり、喪主は遺族代表として弔問客・参列者への応対に努めます。

したがって、信頼できる葬儀会社に葬儀を依頼した際は、葬儀会社側の指示に従い動くことが葬式全体をスムーズに進めることにつながるといえます。

各場面で喪主はじめ遺族が動くことを指示されますので、基本的にご遺体からあまり離れないようにしましょう。

まとめ

喪主はそう何度も経験するものではありませんので、どれだけ葬儀会社側のフォローがあるといっても心もとないものでしょう。

大まかな流れだけでも捉えておくだけで、全体像が見えるため気持ちに余裕が生まれるはずです。参列者の立場で何度も葬式を見てきていても、喪主として知っておきたい内容は把握しきれていない場合もあります。

前もって要点や注意点を認識しておくためにぜひ本記事をご参考になさってください。

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