葬儀中の防犯対策!貴重品・香典を守る
葬儀中は自宅が留守になるので、空き巣に入られないかと心配になりませんか?
万が一のためにも、しっかりとした防犯対策を取ることが大切です。
今回の記事では、葬儀中の防犯対策として、留守にするときに気を付けたいことなどを紹介します。
貴重品・香典を守りたい方は、参考にしてください。
葬儀中の防犯は必要?
まず、葬儀中の防犯についての基本的な知識を紹介します。
葬儀中の防犯は必要
葬儀中の防犯対策は必要です。
葬儀中は、いつも以上に無防備になりやすく、隙ができやすい環境だからです。
人が亡くなると気が動転してしまい、警戒心も薄くなります。
いつも以上に慎重になってください。
葬儀中に留守の自宅に空き巣が入る可能性も
葬祭ホールなどで葬儀を行っていると、葬儀中は自宅が留守になるため、空き巣に狙われるリスクが高くなります。
葬儀を行うことは近隣に周知されることもありますが、それが「家の者が留守がちである」という情報として、空き巣にとってはターゲットを絞る要因ともなり得ます。
葬儀中に香典や貴重品が盗まれるかも
葬儀中は、空き巣から香典や貴重品を狙われることがあります。
中には、故人の形見を盗られることがあるかもしれません。
大切な人が亡くなった上に金品も盗まれてしまうと、悲しみは癒えません。
誰かが盗むという前提は考えたくないですが、防犯対策は徹底していきましょう。
空き巣に葬儀中の留守が知られる理由
なぜ、空き巣は留守であることを知ることができるのでしょうか。
以下、理由を解説します。
回覧板や町内の掲示板
回覧板や町内の掲示板に亡くなられた方の訃報と葬儀の日程が記載されていることがあります。
その情報をもとに空き巣は留守になる家に狙いを定めることがあります。
特に、地方などで行われることが多いです。
本来、回覧板や町内の掲示板は、近所の人を中心に情報共有を行うことを目的としていますが、それと同時に家中が留守になる日にちを知られることにもなりかねません。
新聞に載った訃報
新聞に掲載された訃報から当日が留守であることが空き巣に伝わるケースもあります。
通夜・告別式の日時などもしっかり記載されているので、逆算して考えやすいです。
また、新聞に載った訃報は多くの人に見られるという特徴があります。
住所なども掲載されていると場所も特定されやすいです。
本来、新聞に載った訃報は遠い親戚などにも、故人が亡くなったことを伝えられる方法です。
忌中札
「忌中札」から空き巣に留守であることが伝わるケースがあります。
忌中札とは、身内が亡くなったことを伝えるために玄関先に「忌中」と記載されたものを張り出す紙です。
本来の目的は、近隣住民に喪に服していることを伝えることですが、近くを通った不特定多数の人にも情報が伝わりやすいという傾向もあります。
なお、最近は防犯対策に加えて、家族葬を希望する家が増えていることもあり、忌中札を掲げることは少なくなっています。
葬儀中の自宅での防犯対策
具体的な防犯対策を紹介します。
葬儀中、留守にする方は参考にしてください。
他の誰かに留守番をお願いする
家を空けないように、他の誰かに留守番をお願いする方法です。
誰か一人でも残ってくれると、心強さを感じます。
留守番は信頼できる人にお願いするようにしてください。
基本的に親族以外の人に依頼することになるので、関係性が浅い方に任せると、逆に不安になり、葬儀に集中できないということがあるかもしれません。
電気・テレビ・ラジオをつけておく
電気・テレビ・ラジオをつけておくことも防犯対策になります。
空き巣は人の気配がする家を嫌う傾向があります。
たとえ留守であっても「誰かいるのかな?」という雰囲気を出すことが大切です。
忌中札は貼らない
防犯対策のために、忌中札はできるだけ貼らないようにしてください。
見方によっては、留守にすることを周囲に伝える紙となるからです。
貴重品は金庫などに保管する
貴重品は見えるところに置かず、金庫などに保管するようにしてください。
空き巣は短時間で現場を去りたいので、厳重な管理をしている金庫などはスルーする傾向があります。
防犯砂利で空き巣対策をする
防犯砂利は踏むと音がするので空き巣対策になります。
空き巣は近隣住民に姿を見られることを嫌がるので、防犯砂利がある家は、たとえ留守でも避ける傾向があります。
ホームセンターなどで気軽に購入できるので、検討してみてください。
戸締りは念入りに行う
防犯対策の基本として、念入りに戸締りを行うことが大切です。
人が亡くなると気が動転して、戸締りもおろそかになるかもしれません。
玄関はきちんと閉めていても、窓の鍵を忘れたということもあります。
戸締りを厳重にしてから葬儀会場に向かうようにしてください。
葬儀中の防犯対策
続いて、葬儀中の防犯対策を紹介します。
貴重品は式場の金庫などで管理する
貴重品は自身で肌身離さず持つか、式場の金庫で管理するようにしてください。
その場に置き忘れると、誰かに持ち去られてしまう可能性も0ではありません。
また、貴重品を家に置いておくのが不安という方は、葬儀会場まで持ってくると安心できることがあります。
親戚・家族で連絡を密に行う
防犯対策のために親戚・家族での連絡を密に行うようにしましょう。
確認不足のミスを事前に防げる場合があります。
葬儀社のスタッフと話し顔を覚える
葬儀社のスタッフと会話して顔を覚えておくと、見知らぬ人が近づいた時にすぐに分かります。
中には、葬儀社のスタッフを名乗り、香典を一時的に預かってそのまま盗むというケースも確認できます。
被害に遭うことを避けるためにも、一人ひとりの名前と顔をしっかり覚えて、自衛していきましょう。
よほどのことがない限り、葬儀社側から現金の預かりを申し出ることはありません。
また、事前に指定した人(受付係など)以外には絶対に香典を預けないなど、防犯意識を持つことも大切です。
香典の管理は信頼できる人に託す
香典の管理を誰かに任せる場合は、信頼できる人に託すようにしてください。
親戚であっても関係性が浅く、身元がはっきりしていないと不安になります。
挙手制にすると後から断りにくくなるので、指名してください。
見ず知らずの方に手伝いは頼まない
葬儀の手伝いは、見ず知らずの人に任せないようにしてください。
相手が悪い人だと、つけ込まれる隙を与えてしまいます。
葬儀の際は、さまざまな人が行き交います。その場にいる人を、親戚や顔なじみの誰かと勝手に思ってしまうことがあります。
たとえ、厚意で手伝いを申し出た人がいたとしても、よく知らない人の場合は、トラブルを避けるために丁重にお断りするようにしてください。
葬儀中に自宅での留守を頼まれたときは
葬儀中に自宅での留守を頼まれたときは、どのような防犯対策を行うことができるのでしょうか。
以下、紹介します。
服装は略礼服でもOK
留守番に対応する服装は、喪服ではなく略礼服を着用することができます。
具体的には、ダークカラーのスーツなどが挙げられます。
さまざまな対応を取らなければならないので、動きやすい服装が求められます。
しかし、私服などのカジュアルな服装は着用しないなどの最低限のマナーは守るようにしてください。
自宅へ訪れた弔問客への対応をする
留守を頼まれている間、もし自宅へ弔問客が訪れたら対応をすることになります。
具体的には、式場への案内や、香典・弔電を預かります。
留守中に起きたことは、後で喪主に明確に伝えなければなりません。
訪れた方の名前や連絡先、内容は、忘れないようにしっかりメモを取るようにしてください。
掃除や食事の準備
留守を頼まれた方は、掃除や食事の準備も行う場合があります。
具体的には、遺族が帰るまでの簡単な掃除と、精進料理の受け取りなどの対応です。
限られた時間で済ませなければならないので、段取りを組むようにしてください。
電話対応
留守を頼まれた方は、電話対応も行います。
遺族の代わりに電話対応をしていることを伝えた上で、相手方の名前と用件、折り返しの連絡先をメモに控えておいてください。
中陰檀の準備
留守を頼まれた方が、「中陰壇」の準備も手伝うことがあります。
中陰壇とは、納骨するまでの遺骨を自宅に安置する場所です。
葬儀社が準備してくれることもあるので、人が出入りする際の戸締りや貴重品の管理に注意し、意思疎通をしっかり取るようにしてください。
遺族や親族が火葬に立ち会う間の式場での留守を頼まれたときは
状況に応じて、葬儀中に式場での留守を頼まれることがあります。
以下、詳しい内容や注意点を紹介します。
隣組・親族が留守番をする場合がある
状況に応じて、隣組・親族が留守番をする場合があります。
中でも、親族が留守番をする場合は、「小さな子供がいる」「足腰が悪い」などの理由で火葬場に行けずに残るケースが挙げられます。
香典を守る可能性があるため信頼できる人に託す
式場での留守は、香典を守ってもらうことになるので、信頼できる人に託すようにしてください。
疑う訳ではないですが、関係性が浅い相手に任せるのは、不安要素になることがあります。
トラブルが起きた場合、気まずくなります。
そのため、あらかじめ遺族が誰に残ってほしいかを指名する形を取ることが望ましいです。
まとめ
葬儀中の防犯対策は念入りに行うことが大切です。
留守の自宅に空き巣が入るリスクがあるので、香典や貴重品の管理は徹底しましょう。
空き巣が留守を知る手口としては、回覧板や町内の掲示板、新聞に載った訃報、忌中札が挙げられます。
防犯対策としては、他の誰かに留守番をお願いしたり、電気・テレビ・ラジオをつけたりする方法が挙げられます。
忌中札はそもそも貼らずに、戸締りはいつも以上に厳重に行うことも大切です。
葬儀中は、香典の管理に細心の注意を払いましょう。香典を誰かに預ける場合は、前もって指名した人に限るようにします。
留守番を頼まれた方は、自宅へ訪れた弔問客への対応、掃除や食事の準備を行なう必要があります。
葬儀中の防犯対策を徹底して、貴重品・香典を守るようにしてください。
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