深夜に葬儀社を手配する方法|その後の流れや深夜の割増費用について
本記事のポイント
- 深夜でも葬儀社の手配は可能
- 葬儀社を手配する手段は亡くなった場所によって多少異なる
- 深夜の場合、葬儀の打合せは翌日になるケースもみられる
- 訃報連絡は近親者のみ深夜に行うのが望ましい
- 葬儀社によっては深夜対応で割増料金が発生する
家族が深夜に亡くなった場合、遺族は「こんな時間に葬儀社を手配できるのか?」「深夜に手配すると別途で費用がかかるのか?」など、深夜ならではの不安や疑問が生まれることでしょう。
また、深夜対応可能な葬儀社を探す方法は、亡くなった場所によって少し異なります。例えば病院であればスタッフから紹介を受けられることもありますが、自宅などでは基本的に遺族のみで葬儀社を探す必要があります。
本記事では深夜に葬儀社を手配する方法を、故人が亡くなった場所ごとにひとつずつ解説します。併せて深夜の割増料金や、手配後の流れについても触れていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
深夜に葬儀社を手配する方法
結論から言うと深夜でも葬儀社を手配することは、葬儀社によっては可能です。
ただし深夜は車両の手配がすぐにできなかったり、人の手配ができないこともあります。その場合は何時ごろ対応できるのか、それまでどのように過ごしたら良いのかを、電話で確認をしておきましょう※。
この見出しでは亡くなられた場所ごとに、葬儀社の手配方法を解説していきます。ただ、前提としてどの場所でもインターネット検索が主流の1つになることを、念頭に置いておくといいでしょう。

※参照:葬儀件数、20年で8割増 業者の人手不足深刻に-日本経済新聞
病院で亡くなった場合
病院で亡くなった場合、基本的には病院の安置室に安置されます。ただ、安置できるご遺体の数に限りがあるため、長時間の安置は許容されないことが多いです。
遺族は葬儀社をすみやかに探し、ご遺体を搬送してもらう必要があります。病院で故人が亡くなった際は、主に以下のように葬儀社を探します。
インターネット検索
インターネットで「地域名 葬儀社」と検索すると、指定した地域の葬儀社を簡単に見つけられます。
葬儀社のサイトを1つずつ見ていくのは大変な作業のため、できれば複数の葬儀社のランキングが掲載されているポータルサイトが望ましいでしょう。
安心葬儀でも、葬儀社のランキングを市区町村単位で掲載しています。
また、より条件を絞って葬儀社を決めたい場合は、24時間対応のコールセンターも設置しています。条件に合った葬儀社をその場で最大3社紹介できるため、時間がない方も比較検討いただけます。
病院に設置されているパンフレットを頼りにする
病院内に設置されている葬儀社のパンフレットを頼りに葬儀社を探すのも手段です。
市区町村内の葬儀社にどんな葬儀社があるか把握しやすく、パンフレットの中身によってはプランの紹介や斎場の写真から、大まかなイメージを持つことができます。
民間病院では設置されているところも点在していますが、公立病院では公平性を保つため、葬儀社のパンフレットを取り扱わっていないケースがほとんどでしょう。
病院からの紹介
病院のなかには家族が亡くなったときに、「葬儀社が決まってなければ提携している葬儀社を紹介できる」と声をかけてくれる病院もあります。
紹介を受け入れるだけですぐにご遺体を搬送してもらえるため、遺族が葬儀社を探す手間が省けるメリットがあります。
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自宅で亡くなった場合
自宅で亡くなった場合は、病院のようにすぐに退室しなければならないという緊急性はないでしょう。しかし、ご遺体の変化に少しでも早く対応するため、できるだけ早く葬儀社に適切な処置をしてもらうのが重要です。
自宅で亡くなった際の葬儀社の手配方法は、事前に相談している葬儀社がなければインターネット検索で探します。日中であれば親戚や友人から情報収集するのも手ですが、深夜に連絡するのは適切とはいえないでしょう。
葬儀社は、医師の死亡診断書がなければ、ドライアイスをあてるなどのご遺体保全処置ができません。死亡診断書がまだ出ていなければ、今どのような状況なのか医師の診断の予定時刻などを電話で伝えてください。
介護施設・老人ホームで亡くなった場合
介護施設・老人ホームで亡くなった場合、提携している医療機関か嘱託医師が死亡確認を行い、死亡診断書が発行されます。
その後の対応は施設によって異なります。病院のように数時間でのご遺体の搬送を求められる場合もあれば、施設内に安置室があって数日間の保管を受け入れてくれる施設も見受けられます。
施設内に葬儀の設備が整っていれば、施設葬といって故人が慣れ親しんだ空間で葬儀を行うことも可能です。その場合も葬儀社の手配は必要となります。
主な葬儀社の手配方法は病院同様、インターネット検索や施設内に設置されたパンフレットを参考にするか、施設の方からの紹介があります。
外出先で亡くなった場合
外出先で亡くなった場合は、かかりつけ医か警察を呼んで死亡確認をしてもらいます。出張先や旅行先など自宅から遠い場所にいるケースでは、かかりつけ医がすぐに駆け付けられないため警察を呼びます。
死亡確認後、ご遺体を引き取った遺族はすみやかに葬儀社を手配します。ここでご遺体が遠方にある場合は現地で火葬して遺骨を持って帰るか、ご遺体を自宅もしくは斎場まで長距離搬送するか選ぶ必要があります。
現地で火葬する方は現地の葬儀社を手配し、長距離搬送を望まれる方は現地の葬儀社もしくはご遺体専門の搬送事業者を手配するのが一般的です。
故人が生まれ育った町や慣れ親しんだ場所まで、一緒に帰ってから葬儀を執り行いたいというニーズが多くみられますが、50㎞搬送した際の相場は約3万~3万5千円といわれています。自宅や斎場までの距離から大体のかかる金額を計算しておくと安心です。
また、亡くなった外出先が近くでも遠方でも、葬儀社を手配する主な手段は、インターネット検索となるでしょう。
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深夜に葬儀社を手配した後の流れ

葬儀社の手配後は、伝えられた到着時刻に葬儀社が到着します。それまでに医師から死亡診断書を発行してもらいます。警察の場合は死体検案書が発行されますが、どちらも効力に違いはありません。
基本的に、ご遺体を葬儀社の安置室もしくは自宅に搬送して、安置する流れとなります。
通常は安置後に葬儀社との打ち合わせがありますが、深夜の場合は翌朝の午前中に改めて場を設けられるケースもみられます。
葬儀社との打ち合わせでプラン内容や葬儀日程を決めた後は、通常の葬儀の流れと同様の流れで進行するのが一般的です。
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深夜に訃報連絡していいのか
故人と近しい親族であれば、深夜に訃報連絡するのは失礼に当たらないとされています。まだ葬儀日程が決まっていなくても、訃報を伝えるために早急に連絡するのが望ましいです。
とくに遠方に住んでいる親族は、移動に時間がかかるため優先的に連絡しましょう。
その他の親戚や友人・知人には深夜ではなく、翌朝以降に連絡するのが無難です。ただ、故人と親しかった友人など、どうしても深夜のうちに一報を入れておきたい方には、メールを送ることを検討してもいいかもしれません。
深夜に葬儀社を手配した際の費用
深夜に葬儀社を手配すると、葬儀社によっては葬儀スタッフの対応やご遺体の搬送に割増料金が発生することがあります。
深夜の葬儀社スタッフの対応は、主にご遺体の安置や遺族との打ち合わせが想定されます。葬儀社によっては深夜料金として、約3~4千円程度が加算されるケースがあります。
また、搬送費は葬儀社の車庫→ご遺体がある場所→安置場所の距離によって、変動するのが一般的です。
日中の搬送時の費用目安は以下の表の通りですが、深夜は日中の搬送費より1~2割程度割増される傾向にあります。遺族はできるだけ距離が近い葬儀社を選びたいところです。
| 走行距離 | 費用目安 |
| 10km以内 | 約1~2万円 |
| 10~50km | 約2~4万円 |
| 50~100km | 約4~5万円 |
見積もりが出たら、何が加算されているのか何がオプションとなっているのか、よく目を通しましょう。
まとめ
本記事では深夜に葬儀社を手配する方法や費用、流れについて解説しました。
深夜でも24時間対応の葬儀社であれば、葬儀社を手配することは可能です。
病院や介護施設・老人ホームでは葬儀社の紹介をしてくれるケースもあり、遺族自身が手配する葬儀社を探す手間が省けるかもしれません。
一方自宅や外出先では、基本的に遺族自身が一からインターネット検索で探す必要があるため、苦労する方もいらっしゃるでしょう。
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ステップ2
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ステップ3
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葬儀社と葬儀について具体的な内容を話していきます。内容面、費用面など比較検討の上、条件に合う葬儀社が見つかりましたらお申し込みください。
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